朝乃山「この優勝を自信に」 高砂親方はクーラーおねだり「懸賞いっぱいもらっただろ」

[ 2019年5月27日 10:58 ]

<大相撲夏場所一夜明け>自身の優勝を報じる本紙を手に笑顔の朝乃山(撮影・西海健太郎)
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 大相撲夏場所で初優勝した西前頭8枚目の朝乃山(25=高砂)が千秋楽から一夜明けた27日朝、都内の所属部屋で会見し「12、13日目あたりからプレッシャーを感じた。その中で自分の相撲を取りきれて、うれしい。この優勝を自信にしたい」と改めて喜びを語った。新三役が濃厚な次の名古屋場所(7月7日初日、ドルフィンズアリーナ)へ「とりあえず勝ち越しを目指します」と控えめな目標を示した。

 同席した師匠の高砂親方(元大関・朝潮)は横綱・白鵬や大関・貴景勝と上位陣が休場したことを念頭に「運も実力のうち」と前置きしながら「こつこつやってきたことが一気に花開いた」と称えた。この日は報道陣約70人が集まり、会見場の稽古場の上がり座敷はすし詰め状態。大粒の汗をしたたらせ「部屋にクーラーを入れようや。お前(朝乃山)のカネでいけよ。懸賞いっぱいもらっただろ。俺は今場所、稼いでないからな」とエアコンをおねだりし、笑いを誘った。

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