同大に新戦力 2年生WTB山口光った、好タックルに独走トライ

[ 2019年5月27日 05:35 ]

ラグビー 大学交流戦   同大35―36京産大 ( 2019年5月26日    京都市・西京極陸上競技場 )

同大の2年生WTB山口楓斗
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 春の楽しみは新戦力に尽きる。同大にイキのいい選手が現れた。WTB山口楓斗(2年)は前半、京産大に深く攻め込まれた場面で2本、好タックルを決めた。いずれもその後、味方がボールを奪い返し、最終的にトライにつながった。

 28―33の後半28分には相手のパスが乱れたところを素早く詰めて奪い、50メートル独走トライ。GKも決まって一時は逆転をした。ロスタイムの反則でPGを決められ、35―36とひっくり返されなければ、ヒーローになっていた。

 「ディフェンスの持ち味は出せたと思う」

 はきはきとした声で炎天下の一戦を振り返った。京産大にボールを持たれディフェンスの時間が長かった。セットプレーをのぞけば、チーム全体でよく守った試合。その中でも、1メートル66、72キロの激しいタックルはよく目立った。

 上背はないが、光るものがある。佐藤貴志ヘッドコーチは「気が強い。ブレークダウンもタックルも、体は小さいが、体を張ってくれる。ステップがとてもいい。彼を軸にアタックを考えられるくらい」と賛辞を惜しまなかった。

 東海大福岡から入学した昨年、不運に襲われた。9月にあごを骨折。半年間、棒に振った。今季が実質ルーキーイヤーで、秋のリーグ戦での活躍に期待がかかる。「チーム全体が日本一という覚悟を持っている。1試合、1試合、その気持ちを出せば、日本一は夢じゃないと思っています」。パワフルな小兵は高い目標を掲げる。

 山口のほかにも2年生は好素材が揃う。ロックの小菅由一郎、南光希、フランカー木原音弥、木下龍、SH田村魁世、CTTB和田悠一郎、FB稲吉渓太ら花園を盛り上げた面々がいる。

 この日、京産大に押し込まれたスクラム、モールの改善は急務だが、その一方で4年生FWの粘っこい守備がターンオーバーに何度かつながり、攻撃重視の従来のチームカラーとは違った新味も見せた。最上級生と若手が融合すれば…。魅力あるチームになる雰囲気が漂っている。

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