永井 女子レギュラーVでマスターズGC切符、猛暑も集中

[ 2019年5月27日 05:30 ]

第7回マイナビシニア&レディースカップ最終日 ( 2019年5月26日    千葉県 藤ケ谷CC=男子6884ヤード、女子レギュラー6380ヤード、女子レジェンズ5829ヤード、いずれもパー72 )

マイナビシニア&レディースカップ最終日 女子レギュラーの部優勝の永井は賞金ボードを手に笑顔(撮影・沢田 明徳)
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 永井奈都(37=新大阪GC)が72で回り、通算イーブンパーの144で女子レギュラー部門を制した。NOBUTA GROUP マスターズGCレディース(10月24~27日、兵庫・マスターズGC)の出場権を獲得。総合部門優勝は通算8アンダーで深堀圭一郎(50=フォーラムエンジニアリング)と並んだ崎山武志(56=大和自動車)が18番からのカウントバック方式で優勝。株式会社マイナビの中川信行代表取締役社長から優勝杯と賞金200万円が贈られた。

 最高気温34度と季節外れの猛暑にさらされても、永井は最後まで集中力を切らさなかった。グリーンの傾斜がきつい最終9番でパーをセーブし、2位に3打差をつけレギュラーツアーの出場切符を獲得。「難しいコースで粘れました。3位までに入れればと思っていたので、上出来です」と相好を崩した。

 「マネジメントの勝利」を強調する。大会初参加だったが、前日のラウンドでコース特性を研究。危険を冒さないプレーがスコアに結びついた。後半の7番は第1打を右に曲げ、グリーンに乗せたもののカップまで10メートルを残した。それを沈めてバーディーとし、優勝をたぐり寄せた。

 非力で飛距離が出ない弱点を補うため、いわゆる「神主打法」と呼ばれる極端なアップライトスイングを考案。デビュー8年目の09年に賞金シードを手にし、11年目にはレギュラーツアーで優勝を果たした。しかし、その後は結果が出ず、16年からは下部ツアーが主戦場となった。用具の進歩などで選手の飛距離が飛躍的にアップ。1Wでは後輩の後塵(こうじん)を拝することが増えても、腐ることはなかった。

 「自分のやれることだけをやる。コツコツ頑張ろう」。昨年のツアー最終予選会は158位。出場試合が限られる中で「試合の緊張感の中でゴルフをする。できるだけ会場に足を運ぼう」と実戦感覚を養うことを心掛けた。大型連休前には7年ぶりに香港で行われたアジアツアーにも挑戦。新鮮な気持ちで大会に臨んでいた。

 4年ぶりとなるレギュラーツアーでの戦いに向け「多分緊張するから、自分のプレーがどれだけできるか。課題ができて、試合まで充実した日が過ごせそうです」と気を引き締める。飛ばし屋全盛の中、地道な努力は秋に結実するかもしれない。

 ◆永井 奈都(ながい・なつ)1981年(昭56)11月1日生まれ、京都市出身の37歳。父の影響で9歳からゴルフを始める。立命大3年時の02年にプロテストに合格。09年に賞金ランク49位で初シードを獲得し、12年マンシングウェアレディース東海クラシックでツアー制覇を果たした。趣味はラジオ鑑賞。1メートル62、52キロ。血液型O。

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