元DeNAの山本武白志 クリケット転向 目標は豪州でプロに「いつか背番号44を付けたい」

[ 2019年5月27日 15:07 ]

<元DeNA・山本武白志クリケット転向会見>クリケットの防具を着けポーズを決める山本(撮影・久冨木 修)
Photo By スポニチ

 昨季限りでDeNAを戦力外となり、現役を引退した山本武白志(21)のクリケット転向会見が27日、都内で行われた。

 山本は現在、拠点を栃木県佐野市に移して「佐野クリケットクラブ」に所属している。昨年12月、知人と食事している際にクリケット転向を勧められ、自らオーストラリアに渡って決意を固めた。「野球を続けるイメージは全く湧かなかった。クリケットはYoutubeで見て“面白そう”と。イメージも凄く湧いたし、年明けから体を動かし始めた」という。

 オーストラリアで道具をセール品で購入。一般社団法人日本クリケット協会にメールを送り、5月になって同協会の拠点がある佐野市に移り住んだ。

 現在は佐野駅に近いラーメン店「日光軒」で週6日のアルバイト。木曜日が休みで、火、金曜日にはバイトが終わった夜に練習に汗を流す。土、日曜日は試合に出場、夜はバイトに向かう日々を送っている。

 「プロ(野球)の時も、そんなにいい生活をしてないんで。お金じゃない。(日光軒には)すごくバックアップをしてもらっている。まかないをたくさん食べさせてもらったり、休みの日もご飯を出してくれる。それだけでもありがたいです」

 クリケットは「野球と似ているようで似ていない。別物」といい、魅力については「簡単にいかないところ。今はクリケットの動きを反復して位やっている。素人なんで、どんどん上達しているのが分かって面白い」と笑顔で話した。

 プロ野球からクリケットへの転身は、西武などでプレーして日本代表の強化選手にも選ばれた木村昇吾に続いて2人目。木村とは一緒に練習も行っており、「アドバイスをもらっている。木村さんには小学校の時に野球教室で教えてもらったことがあるけど、クリケットを初めてからコミュニケーションを取るようになった。感謝しています」

 ロッテの監督などを務め、16年4月に死去した故山本功児氏の長男。父へのメッセージを聞かれると「(自分がクリケットをやるのは)誰も予想していなかった。びっくりしていると思う」と武白志。育成選手だったDeNA時代は背番号101で「野球でも(父と)同じ背番号44をつけてプレーすることが夢だった。いつかクリケットで、背番号44を付けたい」と夢を語った。

 目標はオーストラリアでプロ選手になること。過去に同国でプロになった日本人はいないが「自分で目指すと決めた。難しくても関係ない」。トッププロは数十億円の年俸を稼ぐ世界。「もちろん、ビッグになりたい」と力を込めた。

続きを表示

「NBA」特集記事

「羽生結弦」特集記事

2019年5月27日のニュース