日立が2勝目 今季最多7得点、ビックカメラ高崎は2敗目

[ 2019年5月27日 05:30 ]

<日立・NEC>復活の兆しを見せた、日立の那須(日本ソフトボール協会提供)
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 「第52回日本女子ソフトボール1部リーグ」(日本ソフトボール協会、日本女子ソフトボールリーグ機構主催)は26日、愛知・刈谷、埼玉・川口、京都市の3会場で第5節の6試合を消化した。6連敗中だった日立は、打線が活性化し今季最多の7得点で2勝目。ビックカメラ高崎はシオノギ製薬に敗れ、デンソーと並ぶ2敗の首位で前半戦を折り返した。

 日立は初回2死一、二塁、3球目を捉えた那須の打球が中堅左を襲った。「打球がよく伸びてくれました」。待望の今季1号が打線を活気づけ、2勝目をもぎ取った。入社1年目の15年、翌16年と連続年間7本塁打を放つも、17年は2本、昨季は1本に終わった。「打たされることが多くなって強いスイングができなかった」。今季も打率・074(第4節終了時)と開幕から不振が続いたものの、この日の2安打を復活のきっかけにすることを誓った。

 ≪坂元、爆勝導いた≫トヨタ自動車は15年目のベテラン、坂元が前半戦爆勝締めに導いた。初回2死一、二塁から中前適時打。失策も重なり、2点を先制した。「第1ストライクから思い切っていこうと思っていました」。3、4番の連続三振の後だっただけに、流れを手放さなかったことが3回の追加点、6回のビッグイニングにつながった。名前の令奈(はるな)に新元号の一文字が入り、職場で「坂元の時代が来たな」と持ち上げられた令和元年。打率・229と不振だった昨季の借りを今年はしっかり返すつもりだ。

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