サニブラウン 200でも全米大学陸上へ「僕対アメリカ」

[ 2019年5月27日 05:30 ]

陸上 全米大学選手権東部地区予選 ( 2019年5月25日    米フロリダ州ジャクソンビル )

陸上全米大学選手権東部地区予選男子200メートル2次予選で20秒13をマークしたサニブラウン(左)
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 サニブラウン・ハキーム(20=フロリダ大)が男子200メートルで日本歴代3位となる20秒13(追い風1・1メートル)をマーク。全体2位となり、100メートルとともに6月5日開幕の全米大学選手権出場を決めた。これまでの自己ベストを0秒19更新する会心の走りで、ドーハ世界選手権(9~10月)と、来年の東京五輪の参加標準記録(20秒24)も突破した。

 100メートルに続いて、200メートルでも全米学生タイトルへの挑戦権を得た。とどまるところを知らない20歳は「この大会は気持ちよく走って、次につなげられればいいと思っていた」と喜んだ。

 サニブラウンがマークした20秒13は16年リオ五輪の5位相当。自身も出場した17年ロンドン世界選手権4位に相当する好タイムで、メダル獲得も視野に入る。日本人初の100メートル9秒台は桐生祥秀(23=日本生命)に譲ったが、200メートルでは日本人初の19秒台をうかがう勢いに「そのうち出るんじゃないかなというくらい」とさらりと言った。昨年のこの時期はケガで戦列を離れており、全米大学選手権は初出場。「チャレンジャー。またベストを更新できれば」と心躍らせた。

 100メートル、200メートルの2種目制覇を目標とする全米大学選手権は6月5日から8日まで、テキサス州オースティンで行われる。過去の優勝者にはアテネ五輪100メートル金メダル、200メートル銅メダルのガトリン(米国)らが名を連ねる。陸上大国の学生王者を決めるハイレベルな争いを前に「ぶっちゃけ言うと僕対アメリカ、みたいな感じ。ちょっと楽しみな感じがある」と、サムライのハートを隠さなかった。

 ◆サニブラウン・ハキーム 1999年(平11)3月6日生まれ、東京都出身の20歳。父はガーナ人で母は日本人。陸上は小4から始めた。15年世界選手権は200メートルに出場。16歳172日で予選を突破し、大会最年少記録を更新。17年の世界選手権はウサイン・ボルト(ジャマイカ)が持っていた200メートルの最年少決勝進出(18歳355日)を塗り替えた。1メートル88、83キロ。

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