沙羅 念願の世界選手権Vに「すごい感動しました」

[ 2013年2月25日 02:51 ]

混合団体で優勝し笑顔の日本の(左から)、伊藤、竹内、伊東、高梨

ノルディックスキー世界選手権第5日ジャンプ混合団体

(2月24日 イタリア・バルディフィエメ)
 22日の女子個人の銀メダルに続き、男女混合団体で金メダルを獲得した高梨沙羅(16=グレースマウンテン・インターナショナル)は「おとといの(女子個人)は1人だったので心細かったんですけれど、きょうは先輩方に助けられて心強かったです。もう、すごい感動しました」と笑顔を見せた。高梨は1回目101メートル50を飛び、2回目にも最長不倒の106メートル50と、圧倒的な強さも見せた。

 日本は唯一の1000点超えとなる1011.0点で、世界選手権優勝では2009年の複合団体以来の金メダルを獲得。

 伊藤有希(18=北海道・下川商高)は「みんなに助けられて金メダルを取らせてもらった」と涙を見せたが、ともに2本とも100メートルを超えるジャンプを見せた伊東大貴(27=雪印メグミルク)が「迷惑かけないようにと思った」と言えば、竹内択(25=北野建設)も「金メダルは取ったことがないので実感がないです。一丸となって取ったメダルです」とチーム力を強調していた。

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