先輩のおかげ…沙羅「個人戦よりうれしさと感動が何倍にもなった」

[ 2013年2月25日 08:49 ]

ジャンプ混合団体で優勝し、表彰式で金メダルを手に笑顔を見せる高梨沙羅。左は伊東大貴

ノルディックスキー世界選手権第5日ジャンプ混合団体

(2月24日 イタリア・バルディフィエメ)
 16歳の高梨沙羅はメダルの重圧から解放されてほっとした様子だった。

 ―自分の役割は果たした。

 「心強い先輩たちのおかげで、自分も気持ち良く飛べた。チームのみんなのおかげで個人戦よりもうれしさと感動が何倍にもなった」

 ―個人戦は銀メダルだった。

 「金メダルを見たいなと思っていた」

 ―試合前にみんなで話し合ったのか。

 「ジャンプ自体はすごくいいと励まされた。その言葉に自信をもって飛んだ」

 ―自分のすぐ前に個人戦を制したサラ・ヘンドリクソン(米国)が飛んだ。意識したか。

 「いいえ。自分のやることだけに集中した。チームのみんながサポートしてくれたので、余計なことを考えずに集中できた」(共同)

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