錦織 相手棄権で決勝進出、ツアー3勝目王手

[ 2013年2月25日 06:00 ]

決勝進出を決め、スタンドの声援に応える錦織

テニス全米室内選手権

(2月23日 米テネシー州メンフィス)
 男子シングルス準決勝で、世界ランキング22位で第5シードの錦織圭(23=日清食品)は、世界53位のマリンコ・マトセビッチ(27=オーストラリア)と対戦し、第1セットを6―4で奪ったところで相手が棄権。通算5度目の決勝進出を決めた。24日(日本時間25日)のフェリシアノ・ロペス(31=スペイン)との決勝でツアー3勝目を狙う。

 万全の体調でなければ絶好調の錦織に歯が立たないと諦めたのか。第1セットを終えたところで、マトセビッチが右足裏の痛みのため棄権を申し出た。「ケガしているとは知らなかった。相手のプレーも良かったし、ラッキーだった」。本人も観客も驚くあっけない幕切れだった。

 先にサービスゲームを落とす嫌な展開だったが、直後のゲームでブレークバック。「大きかった」と鍵に挙げたのは第7ゲームだった。シード選手を連破してきたマトセビッチの高速サーブを完全に攻略し、鋭いリターンで再びブレークした。

 優勝への好条件はそろった。シード選手が次々と敗れ、決勝の相手はノーシードの世界47位。今回の会場はハードコートとしては球足が遅く「いいサーブの選手にも、しっかりリターンを返せてラリーに持ち込める」と好印象だ。今週開催の大会で最も格付けが高く、世界ランキングのポイントを稼ぐ好機。今季の目標に掲げる「トップ10入り」に近づくため、負けられない大一番が待つ。

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