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春の訪れ 良型ニシンを連続ゲット~花畔埠頭~

[ 2021年3月18日 15:01 ]

良型2匹をゲットした筆者の釣果
Photo By スポニチ

 【爆釣タックルほっかいどう】冬から春にかけての釣り物として人気のニシン。道央圏の主な釣り場は日本海が小樽港、石狩湾新港、太平洋が苫小牧西港、東港だ。年末年始はいずれの釣り場も大型の数釣りがほとんどなく空振り。そして、3月の春ニシンを待っていると、小樽港と石狩湾新港からやっと大型の数釣り情報が聞こえ始めた。

 2月は余市海岸で大規模な群来(くき)の後、一部のエリアで大型ニシンが釣れたが短期間で終了。筆者も今月に入ってから石狩湾新港東埠頭、花畔(ばんなぐろ)埠頭、樽川埠頭と何度か足を運んだが、やっと花畔埠頭の船溜まりで大型が釣れていると聞き11日夕方に向かってみた。

 遠目からも分かるほど混み合っていた船だまりの北側岸壁では、ボツポツながらも時折40センチを超える大型交じりでニシンが釣れている。入る隙間が全くない混雑なので、数は少ないが朝から釣れている樽川埠頭向きの階段状岸壁で投げサビキで竿を出してみた。船だまりほどではないが釣れると大型なのを目にしながら、10号サビキに7号のオモリで50メートルほど投げて底を取ってからゆっくりとサビいてニシンの引きを待つ。ほどなくズンっと乗ったニシンの引きをゆっくりと楽しみながら取り込むと38センチのなかなかの型だ。鮮度良く食べるためにすぐにハサミでエラ切りをしてバケツに入れる。この場所は捨て石の張り出しに海藻が付いていて、その近くにニシンが回遊するので根がかりに苦戦する場所でもある。何度か海藻に食われながら2匹目の39センチを追加したが、その後、仕掛け切れで納竿となった。

 後日、苫小牧西港内でも大型ニシンを投げサビキで釣ったと釣友からの情報も入った。春ニシンに関しては開花したとみていい早春の海となっているだろう。(スポニチAPC・永井 良春) 

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