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そこだ!!底を狙って大物ゲット カサゴ、メバル、ハゼ、クロダイ…魚影薄くてもイケる!!

[ 2021年2月5日 07:48 ]

根岸湾全景
Photo By スポニチ

 【磯&堤防ガイド】青空の下での釣りは気分爽快。この時季は水温低下で魚影が薄いが、ゆったりとした気持ちで竿を出せば、体も心も健康になる!神奈川県横浜市の根岸湾岸壁そして磯子海づり施設を訪れた。(スポニチAPC・恩田誠)

 ◎根岸湾岸壁

 根岸湾は大岡川の分流である掘割川が東京湾に流れ込む場所にあり、河口周辺は全て埋め立て地。沿岸は工業地帯なので立ち入りできない場所が多いが、別図に示した所では釣りが可能。さらに東向きの先端部には有料の海釣り施設がある。

 掘割川はハゼ釣り場として人気があったが、最近では諸施設ができたために釣り場は限定的になった。

 一方、内湾の岸壁は波静かであり、ポイントも多いためにのんびりと釣りを楽しむには最適な場所である。

 釣り座は北から「東向き」「北向き」「南向き」の3カ所がある。

 東向きは作業用の構造物が多いので釣りができる場所は限定される。半面、その構造物が魚のすみかになっていることもあり、常連はよく構造物周りを狙う。

 北向きは、奥側では構造物が残っているが、発電所付近にはないので、そちらを好む人が多い。一方、クロダイ狙いの人は、あえて奥側で竿を出す。

 南向きは1メートル程度の堤壁があるが、潮通しが良いことから、カゴ仕掛けで沖目を狙う常連を見掛ける。台座を持ち込んで足元を攻める人も多い。

 ◎磯子海づり施設

 500メートルほどの長さの桟橋を有する施設で、釣り座はやや高いが、転落防止柵があるので安心・安全。湾の出入り口に位置するので潮通しが良い。周囲には魚礁が多いので魚影は濃いめ。トイレや売店、貸し竿があり、管理者のアドバイスも受けられるので初心者にお薦めできる。

 ◎この時季の釣り方

 2月は1年で最も水温が低いので魚の動きは良くない。狙える魚種も限られるため、釣り方はチョイ投げかウキ釣りがお薦め。

 この釣り場は海底に構造物が残っている所が多いので、投げ釣りでは根掛かりが多発。別図のようなシンプル仕掛けで近場を探ってみたい。1本バリ仕掛けが適し、ハリス付きのハリをやや多めに用意したい。カサゴ、メバル、ハゼが期待できる。
 ウキ釣りでは構造物周りか、潮通しの良い場所を探してやや沖目を狙う。湾内ではクロダイ、ウミタナゴ、釣り施設ではクロダイ、メジナ、ウミタナゴ、メバルが狙える。

 魚の活性が低いので、底近くか、場合によっては餌を底にはわせるようにして狙う。

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