香川だ2発だ!エース復活 日本逆転4強決めた

[ 2011年1月22日 06:00 ]

<日本・カタール>逆転勝利を喜び合う香川(右から2人目)ら選手たち

 香川がザックジャパンを引っ張った。日本は21日、アジア杯準々決勝(カタール・ドーハ)でカタールと死闘を演じ、3―2で逆転勝ちし4大会連続4強入りした。1次リーグ3戦無得点と不振だったMF香川真司(21)が全3得点に絡んだ。0―1の前半28分にヘディングで大会初ゴールを決めて、1―2の後半25分にも左足で2点目を叩き込んだ。さらに、後半44分には伊野波雅彦(25)の決勝点をおぜん立てした。日本は25日の準決勝でイラン―韓国の勝者と対戦する。

【試合結果】

 エースの執念が逆転を呼んだ。2―2で迎えた後半44分。香川は長谷部のスルーパスを絶妙なトラップで受けるとドリブルで切り込んだ。相手選手につぶされながらつないだこぼれ球が、劇的な伊野波の決勝点につながった。2得点と“決勝アシスト”で文句なしのマン・オブ・ザ・マッチに輝き「アウェーで判定を含めて厳しい戦いだったが、チーム一丸で勝てた。あきらめることなく戦えた」と胸を張った。

 2度のビハインドを香川の2得点で追いついた。1点を追う前半28分に今大会初ゴール。本田圭のスルーパスから岡崎が浮かしたボールを最後は頭で同点弾を押し込んだ。後半16分に吉田が微妙な判定で2枚目の警告を受けて退場。直後のFKを直接決められ、1人少ない状態で1点を追う苦しい展開で、25分に本田圭のスルーパスを岡崎がつなぐ1点目と同じパターンで最後は再び香川が決めた。左足で豪快に同点弾を蹴り込み、左胸のエンブレムにキスしてガッツポーズと感情を爆発させた。

 完全なアウェーの戦いで、劣勢をはね返す香川の活躍で4大会連続の準決勝進出を決めた。25日の準決勝はイラン―韓国の勝者と対戦。香川は永遠のライバル、韓国との対戦を熱望した。「韓国が上がってくると思う。(昨年10月に対戦した)アウェーでは引き分けているし、しっかり準備したい」。2大会ぶりの優勝まであと2勝。背番号10の復活で勢いに乗るザックジャパンが、一気にアジアの頂点へ駆け上がる。

 ▼ザッケローニ監督 香川は、自分(監督)が期待していることを忠実にやってくれる。前半は下がってボールを受けていたので、もっと前で受けるように言った。

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