カウンターとセットプレー 劇勝の陰に守備の不安

[ 2011年1月22日 16:56 ]

<日本・カタール>吉田(左)、今野(右)に声をかけるGK川島

アジア杯準々決勝  日本3―2カタール 

(1月21日 カタール・ドーハ)
 サッカーのアジア杯で、日本は21日の準々決勝のカタール戦に3―2で逆転勝ちし、4強入りした。開催国相手の激闘を制して4度目のアジア王座に自信を膨らませたが、簡単に2失点した守備に今後への不安をのぞかせた。

 前半12分に失った先制点は警戒していた逆襲からだった。攻め込む展開が続いた中で攻守が切り替わった際、日本の左サイドを1本のパスで突かれた。DF今野(FC東京)は「バランスの悪さを感じていた。リスクマネジメント。それをもっとしないといけない」と修正点を口にした。

 2点目はFKから。日本の左サイドで角度のあまりない位置だったとは言え、壁はMF香川(ドルトムント)の1人だけ。その横を低いボールで抜かれ、決められた。

 不用意な対応による失点に、ザッケローニ監督は「あれはいただけない。チーム全体のポジショニングが悪かった」とミスを指摘した。競った戦いの中では一つのセットプレーが命取りになる。

 1次リーグでほとんど攻め込まれることはなかったが、相手の力がぐっと上がる決勝トーナメントでは日本が守る時間帯も増える。25日の準決勝はDF吉田(VVVフェンロ)が出場停止。代わって先発確実な岩政(鹿島)と守備陣の連係を深めることも必要だ。

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