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マンU首位キープ!ギグス600試合出場達成

[ 2011年1月18日 06:00 ]

 イングランド・プレミアリーグ第23節の4試合が16日に行われ、マンチェスターUはトットナムと0―0で引き分けたが、消化が2試合多いマンチェスターCを得失点差でかわして首位を守った。元ウェールズ代表MFライアン・ギグス(37)はリーグ戦通算600試合出場を達成した。

 90分を走り抜いた。後半途中から退場で10人となる苦しい展開の中、ギグスが衰えない運動量でチームを支えた。自陣に戻って守備に汗をかき、ロスタイムのカウンターでは左サイドを駆け上がってクロス。ゴールにつながらず、リーグ戦600試合出場を白星で飾ることはできなかったが、抜群の存在感でマンチェスターUのリーグ戦21戦不敗と堅首に貢献した。

 「チームの誰もが模範にしている。若手のお手本だよ」とファーガソン監督は21年目の大ベテランを称えた。韓国代表MF朴智星(パクチソン)のアジア杯出場で手薄となった中盤の穴を埋める活躍。秘けつはヨガという。「29歳から30歳にかけて酒を減らして食生活を管理し、休みも多く取ってきたけど一番重要なのはヨガかな」とギグスは笑う。太腿裏や腰のケアでの効果を訴え、先日は自ら出演するヨガのDVDをリリース。フィールドプレーヤーではチーム最年長の37歳ながら「楽しめる限り現役を続けたい」と意欲も衰えず、クラブは契約延長を検討しているという。激しい首位争いの中、豊富な経験でまだまだ欠かせない存在となりそうだ。

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2011年1月18日のニュース