バルサ13連勝!“記録ずくめ”首位ターン

[ 2011年1月18日 06:00 ]

マラガに快勝し、前半戦首位ターンを決めたバルセロナのメンバー

 スペイン・リーガエスパニョーラ第19節の3試合が16日に行われ、バルセロナがマラガに4―1で快勝し、前半戦首位ターンを決めた。折り返しでの勝ち点52は2季前に打ち立てたリーグ記録50を更新し、リーグ13連勝を含む公式戦28戦不敗はクラブ新記録。アルメリアと引き分けた2位レアル・マドリードとの勝ち点差を4に広げ、就任3年目のジョゼップ・グアルディオラ監督(39)率いる王者が3連覇へ加速を始めた。

 バルセロナの前半戦最終戦は記録ずくめ、そしてさらなる記録更新を予感させる結果となった。

 開始7分にイニエスタが右クロスを蹴り込んで先制し、10分後にメッシのアシストでビジャが追加点。前半だけで3点を奪うと4―1で快勝だ。

 19試合で17勝1分け1敗。リーグ新記録となった勝ち点52は3冠達成の08~09年シーズンを2点上回り、公式戦28戦連続不敗はクライフが現役だった73~74年シーズンをしのぐ。61得点は89~90年シーズンにレアルが記録した107得点のシーズン最多得点を圧倒する122得点ペース。勝ち点も計算では104点となり、リーグ初の3桁到達も不可能ではない。

 グアルディオラ監督は「並外れた前半戦だった。勝ち点50の記録を破るのは困難だと思っていたが、選手たちの走り続ける意欲に驚いている」と選手を称えたが、08年夏に就任した指揮官の手腕も見逃せない。この日もカンテラ(下部組織)出身が先発8人を占めるなど育成部門の充実が強さの秘密とされるが「他クラブとの違いはカンテラの選手にチャンスを与えるかどうか」と強調。大型補強に頼るRマドリードとの違いを指摘する。

 一方で“外様”にはチームになじむまで積極対話でサポートを心掛け、実力重視で起用。セビリアから加入3年目のダニエウ・アウベスは「監督が競技場の3階から飛び降りろ、と言えば“何かいいことがあるに違いない”と考えるだろう」と心酔ぶりを告白。清掃作業員や用具係にも好みに応じたクリスマスの贈り物を欠かさない気配りでチームを掌握してきた。

 シャビにイニエスタ、メッシと逸材が集中した幸運はあるが、生かすのは監督次第。昨季途中にサイドから中寄りに位置を変え、得点力をアップさせたメッシは「常に最適のポジションを探してくれる。おかげで成長できた。彼がいないクラブは想像できない。ぜひ続投してほしい」と訴える。

 昨季終了後に6年契約をオファーされながら単年契約にこだわったグアルディオラ監督は「正しいことをしていると分かれば続投する」と明かす。自分に厳しい指揮官の下で王者が走り続ける。

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