【宝塚会見】宝塚機関誌での内容を謝罪 被災者をやゆするような発言掲載「ヘアアイロンを…」

[ 2024年3月28日 18:10 ]

<宝塚歌劇団会見>謝罪する阪急阪神HD・嶋田泰夫代表取締役社長、同・大塚順一執行役員(右)、宝塚歌劇団・村上浩爾理事長(左) (撮影・奥 調)
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 宝塚歌劇団は28日、大阪府内で緊急会見を開き昨年9月に急死した宙組劇団員についてこの日に遺族との間で合意書を締結したことを報告した。

 会見の席上では同劇団の機関誌「宝塚GRAPH(グラフ)」の記事が被災者を揶揄(やゆ)するような内容が含まれていたことにも言及した。

 問題とされる記事は、昨年11月号に掲載されたもの。発行元は「宝塚クリエイティブアーツ」。被災者に昨年2月、ヘアアイロンでやけどさせるなどのハラスメント行為が指摘されている上級生が、持ち物について「ヘアアイロンを持っていこうかな」などと発言し物議を醸していた。

 会見に出席した阪急阪神HDの大塚順一執行役員(66)は「非常に傷つける内容でございまして、痛切に反省をいたしております」と謝罪。上級生が取材を受けたのは昨年9月11日。「亡くなられた劇団員が逝去する前ではありますが、10月2日に校了、19日に発刊でして配慮を怠った。この件につきましては、ご遺族、亡くなられた劇団員に申し訳ないと思っております」と陳謝した。

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