谷原章介 “紅こうじ問題”の小林製薬に「消費者保護のために迅速で壁をつくらない情報提供を」

[ 2024年3月28日 12:36 ]

谷原章介
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 俳優の谷原章介(51)が28日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。小林製薬が28日、「紅こうじ」を使ったサプリメントを摂取した2人の死亡を新たに確認したと発表したことに言及した。

 いずれも27日に遺族から連絡があったもので、1人はサプリを摂取した後に腎疾患の症状が出た状態で死亡し、もう1人は2021年以降にサプリを使用していた。これまでに死亡が判明していた2人と合わせ、死亡した人は計4人となった。

 同社は大阪市のホテルで28日、定時株主総会を開催した。冒頭、死者が4人に増えたことなど一連の問題を報告し、小林章浩社長が「被害の拡大防止と原因究明に全社を挙げて全力で取り組む」と謝罪した。サプリ摂取による健康被害の拡大が判明後、小林氏が見解を示すのは初めて。

 谷原は「消費者保護のために、迅速で、なおかつ幅広く壁をつくらないで情報を提供することが大事」と言い、「未知の物質が何なのかを突き止めて、紅こうじは大丈夫なのかのアナウンスをしてもらいたいですね」とコメントした。

 小林製薬は、自社が製造する「紅麹コレステヘルプ」を摂取した人に腎疾患などの症状が発生していると22日に発表。健康被害の相談が多数寄せられ、26日に最初の死亡例を明らかにした。昨年9月以降に製造されたサプリを摂取した人に被害が集中していた。死者の年代や性別、居住地などは明らかにしていない。想定と異なるカビ由来の成分が原因となった可能性があるが、特定できていない。

 同社は29日午後に大阪市で記者会見し、小林社長らが遺族への聞き取り結果などを説明する。

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