「大谷選手も捜査対象になる可能性がある」名城大・鈴村裕輔准教授が水原一平氏の違法賭博問題で言及

[ 2024年3月28日 14:25 ]

フジテレビ社屋
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 日米の野球賭博の歴史を研究している名城大・鈴村裕輔准教授が28日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。ドジャース・大谷翔平投手(29)の専属通訳だった水原一平氏(39)の違法賭博問題について言及した。

 大谷は、25日(日本時間26日)に開かれた会見で「結論から言うと、彼(水原氏)が僕の口座からお金を盗んで、みんなにうそをついていたことになります」などと説明し、自身の賭博、違法ブックメーカーへの送金を含めて賭博への関与を完全否定。新たな水原氏のうそについても言及し、今後は大リーグ機構(MLB)、警察などの調査、捜査に全面協力する意向を示した。

 水原氏は違法賭博で借金をつくり、大谷の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)が送金されたことが報じられている。MLBは疑惑の全容解明に向けて正式に調査を開始したと発表。大谷の代理人サイドは法執行機関に捜査を要請し、国税庁に当たる内国歳入庁(IRS)も捜査している。

 鈴村氏は、連邦捜査局(FBI)が動く条件として、「2つ以上の州にまたがる事件である場合、FBIの捜査対象となる」とし、水原氏の本格的な捜査が行われた場合について、「大谷選手も捜査対象になる可能性がある」と指摘。もし、大谷が捜査対象になった場合は、「遠征中でも捜査協力の要請が来る。試合ができなくなることはないが、試合前後に聴取を受けるという影響が考えられる」とし、「優れた選手ほど自分の形、スタイルというものを持っていますので、こういった捜査があれば、そういったスタイルそのものが崩れてしまうことになりかねない。ですので、いわゆるルーティンが崩れてしまうということが成績に影響を与えるということは容易に予想できます」とコメントした。

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