藤井王将 棋士千社札シールに登場 関西将棋会館限定のガチャガチャに お気に入りの言葉は「雲外蒼天」

[ 2024年3月22日 19:58 ]

関西将棋会館で人生初めて棋士千社札シールのガチャガチャを回す谷川浩司17世名人※もらい

 日本将棋連盟は22日、大阪・福島の関西将棋会館1階にある「棋士千社札シール」のガチャガチャ第3弾に藤井聡太王将(21)=8冠=が登場すると発表した。1月末からの第1弾は谷川浩司17世名人(61)と豊島将之九段(33)、糸谷哲郎八段(35)。2月末からの第2弾は久保利明九段(48)、菅井竜也八段(31)と大橋貴洸七段(31)が登場した。4月1日からの第3弾は藤井と師匠の杉本昌隆八段(55)、沢田真吾七段(32)に決まった。

 千社札とは、寺社への参拝記念に、建物などにはる参詣者の名前を図案化した紙の札。ガチャガチャは大小2枚のシールからなり1回300円。大は棋士が好きな駒と色を選び、小にはお気に入りの言葉が入っている。

 藤井は好きな駒を「桂」、色は「ブルー」。小の言葉は、担当の連盟職員にお任せしますとのことで「雲外蒼天」となった。

 タイトル戦での揮毫(きごう)に度々用い、首相官邸を訪れ、総理大臣顕彰を受けた昨年11月も返礼に「雲外蒼天」と記した将棋盤を寄贈した。当時、「私が普段からよく揮毫(きごう)している言葉。雲の上には青空が広がっているということで、努力をしてさらに実力を高めていくことでこれまでと違った景色が見える、という意味を込めて書いた」と語っていた。

 久保は好きな駒を「角」、色は「オレンジ」、言葉は「前後際断」とした。江戸時代の僧侶・沢庵和尚の言葉とされ、過去も未来も断ち切って今に集中しようとの意味。

 第1弾は発売1カ月半で約400個、第2弾は3週間で180個と売れ行きは好調。発売は関西将棋会館限定で、「訪れた記念に、女性やお子さんに気軽に買っていただけているようです」と連盟担当者は語った。

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