鈴木おさむ氏　中居正広と香取慎吾の6年ぶり共演「すごかった」　メールの「死にますか？」の意図も推測

放送作家の鈴木おさむ氏
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　放送作家の鈴木おさむ氏（51）が3日、水曜パーソナリティーを務める文化放送「おとなりさん」（月～金曜前8・00）に生出演。松本人志（59）と中居正広（50）がダブルMCとしてタッグを組んだ、フジテレビの新番組「まつもtoなかい」（日曜後9・00）の4月30日の初回放送に元SMAP・香取慎吾（46）がゲスト出演したことについて感想を語った。

　これまで数々のSMAPの番組を手掛けた鈴木氏は、同番組にはかかわっていないとしながらも「香取慎吾くんが出るらしいよ、みたいな話はちょっと前に聞いていたんですけどね。中居くんと6年ぶり」と、鈴木氏が放送作家としてかかわっていた「SMAP×SMAP」の最終回以来と語った。

　番組では香取が、体調不良で休養中の中居に対して2カ月間にわたって1日も欠かさずメールを送ったことが明かされた。中居の性格を知り抜いている香取だからこそ「大丈夫？」ではなくあえて「死にますか？」などと書いて、中居が反応せざるを得ない状況をつくったという。鈴木氏は「すごかったですね、見て。独特の空気感でしゃべっていましたけど、僕も一切知らなかったですけど、中居くんが病気の時に、毎日メールを送っていたっていう」と話し、「なんか、あの『死ぬんですか？』という言葉が、あの2人の関係性をすごく表していて、冗談でもなく、なんかすごい照れ屋だし、アマノジャクだから、一番聞きたいことをドンっと聞かないと、壁がくずれないと思ったんだと思うんですけど」と語った。

　また、「あの番組で一番すごいなと思ったことは、慎吾くんが、自分たちはテレビにあまり出れなくなるかもしれないという選択をした。で、結果、テレビにはほぼ出れなかったみたいなことを言っていたんですけど。見ている人はそれを気づいているんだけど、皆は見て見ぬふりをするし、そういうのはメディアでカットされるんだけど、それを堂々と流して、ちゃんと事実の上で放送しているところが、僕はすごいテレビ局の意気込みも感じましたし、あれを放送するのってすごいと思うんですよ…。それを悲しくなく語っている香取慎吾という人を、ものすごく格好いいなと」と鈴木氏。「なんか、いいですね。何年かたった時に、どんな辛いことも苦しいことも思い出になって、だから、その後どう生きるかっていうのが、いかに大事かっていうのを、あの2人を見て改めて感じましたね」としみじみと語った。