フジ伊藤利尋アナ 古舘伊知郎のF1実況ブースに張られていたもの「とてもとてもできないなと」

[ 2023年5月3日 22:18 ]

フジテレビの伊藤利尋アナウンサー
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 フジテレビ伊藤利尋アナウンサー(50)が、3日放送のNHK「アナテレビ」(後7・30)に出演し、かつて同局でF1グランプリの実況中継を務めたフリーアナウンサー古舘伊知郎(68)の実況裏話を披露した。

 古舘は1989~94年に同局のF1中継を実況。故アイルトン・セナさんを“音速の貴公子”と称し、アラン・プロストとしのぎを削ったセナ・プロ時代など、数々の名実況を生み出した。

 古舘が実況を降板した後、中継は局アナが歴任。伊藤アナにもお鉢が回ってきたという。「古舘さんがお辞めになってからだいぶたって、F1の実況を担当したんですけど、古舘さんの伝説はたくさんあって」と振り返った。

 伊藤アナは、古舘時代の実況ブースを解説。「狭いんですよ、F1の実況ブース。そこに模造紙を張って、自分の使いたいフレーズが書いてあるのを張って、“自慢するそのスピードが命取り”とか言うんですよ、クラッシュの時とかに。で、使ったなって(使用済みのチェックを入れる)」とジェスチャーをまじえて説明した。

 命懸けのドライバーとともに、周到な準備で臨んだ古舘の秘話に、伊藤アナは「それを聞いて、だいぶ後輩ですけどかなわないなと思ったんですよ」とお手上げの様子。「制作さんも、“古舘さんみたいにさ、君らも頑張ってよ”って流れが、F1班にはあって。盛り上げとか、言葉で興奮させる実況とか、やってみようと思いましたけど、とてもとてもできないなと思いました」と話していた。

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