「TOKYO MER」脚本・黒岩勉氏 連ドラ“死者1”に込めた思い 劇場版は地続き“キャリア集大成”
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俳優の鈴木亮平(40)が主演を務め、新しい医療ドラマとして反響を呼んだ2021年7月期のTBS日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」の劇場版(監督松木彩)が大ヒット公開中だ。連続ドラマに続き、スペシャルドラマ「隅田川ミッション」(4月16日)&映画版の脚本を担当、MERシリーズの世界観を広げ、深める黒岩勉氏(49)に作劇の舞台裏を聞いた。
<※以下、ネタバレ有>
「僕のヤバイ妻」「マイファミリー」、4月23日にスタートしたTBS日曜劇場「ラストマン―全盲の捜査官―」(日曜後9・00)などの話題作を生み続ける黒岩氏がオリジナル脚本を手掛けた本格救命医療ドラマ。都知事の号令の下、新設された救命救急のプロフェッショナルチーム「TOKYO MER」の奮闘を活写し、SNS上などで大反響。コロナ下の医療従事者に勇気を与えた。
「MER」とは「モバイル・エマージェンシー・ルーム」の略称。チームは最新医療機器とオペ室を搭載した大型車両“動く手術室”「ERカー」を駆使。危険極まりない事故・災害・事件の現場に駆けつけ、救命活動にあたる。
「待っているだけじゃ、助けられない命がある」――。アクション映画に勝るとも劣らないスピード感とスケール感、特撮ドラマのようなヒーロー感とチーム感が視聴者の心をわしづかみに。毎回、極限のオペが行われるスリリングな展開に加え、同局看板枠・日曜劇場初主演となった喜多見幸太役・鈴木の熱血ぶりや的確な処置、バディ音羽尚役・賀来賢人のツンデレぶりなども話題沸騰。21年夏ドラマNo・1のヒット作となった。
劇場版は、横浜・ランドマークタワーで爆発事故が発生。SPドラマのラストに新ERカー「YO1」が登場した「YOKOHAMA MER」は冷徹なエリート集団。チーフドクター・鴨居友(杏)の信念は「安全な場所で待っていなくては、救える命も救えなくなる」と喜多見とは真逆のものだった。そして、ビルの中に喜多見と再婚した高輪千晶(仲里依紗)が取り残されていることが判明。妊娠後期の千晶は切迫早産のリスクを抱えていた。絶望的な状況の中、喜多見の脳裏には最愛の妹・涼香(佐藤栞里)を亡くしたかつての悲劇がよぎる――。
連ドラで描いた涼香の最期に込めた思いを、黒岩氏はこう振り返る。
「コロナ禍で毎日発表される感染者数や死者数が、まるで記号のようになっていると恐ろしく感じました。でも、1人の死者にも家族や友人、大切に思ってくれていた人たちが大勢いて、それは数字や記号なんかじゃなくて、とてつもなく重いもののはず。そして、そういう現実を医療従事者の方々は背負って、今も頑張ってくれているのだと思います。MERチームの唯一の使命は『死者0』ですが、現実には全うできないこともある。たった1人の命がこんなにも重いものなんだということを、しっかり表現したいと思って連ドラのラスト2話を書きました。連ドラと映画、両方をご覧いただいた時、喜多見幸太の人生、MERチームの成長を地続きに感じ取っていただけると、うれしいです」
次回作について尋ねると「勝手なことを言わせていただくなら(笑)、『LA(ロサンゼルス) MER』とか、海外、アジア圏とのコラボレーションが実現したら面白いですよね」と構想を披露。連ドラ版は21年10月から動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で世界配信されており、海外の視聴者にも好評という。「自分が言うのもおこがましいんですけど、日本の文化を知らない人が見ても非常に分かりやすい内容だと思うんです。根本にあるテーマは、命の大切さ。これは古今東西、変わらないものですから」。SPドラマ・劇場版の先に、物語としても海外展開を視野に入れた。
医療従事者への思いをエンターテインメント作品として見事に昇華。「エンターテインメントにも色々な定義があると思いますが、性別や年齢、国を問わず『誰が見ても面白いもの』だと僕は考えています。エンタメとして作品をどこまで面白くできるか、が僕の中の1つのテーマ。(09年の脚本家デビューから)まだ10年ちょっとのキャリアしかないですけど、今の自分としては一番の“エンタメの答え”を出したつもりです」。黒岩作品の集大成をスクリーンで堪能したい。
<横浜に“出動”>5月7日にはT・ジョイ横浜、横浜ブルク13、イオンシネマみなとみらいで舞台あいさつ、日本最大級の野外シアターイベント「SEASIDE CINEMA 2023」(開催中)で一夜限りの特別上映会「みなとみらいメモリアルナイト」(横浜赤レンガ倉庫)が行われる。
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