せいや 超大物お笑いコンビの“凄さ”を力説「すかさない」「スベったりする」「漫才もいまだにずっと」

[ 2023年5月3日 17:06 ]

せいや
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 お笑いコンビ「霜降り明星」のせいや(30)が2日深夜放送のテレビ朝日「爆問×伯山の刺さルール!」(火曜深夜0・15)に出演。お笑いコンビ「爆笑問題」の凄さについて語った。

 この日は出演者が「これ知らないと人生損してる!」と思うモノやコトの魅力をトークだけでプレゼンする特別企画が行われた。せいやは「芸人目線で語る爆笑問題のスゴさ」をプレゼン。「もう皆さん知ってるよと、経歴も凄い、一回タイタンという事務所独立した、干されてるけど復活したとか、よく語られるんですけど、僕実は東京に来て大阪から5年、ラッキーなことにほとんど爆笑問題さんとレギュラー一緒なんですよ」とし、「僕やからこそ分かる、視聴者の方に伝わってない、現場の爆笑さんの凄さ。今ティーンとかが爆笑問題さんのことを僕より知らないと思うんですよ」と力説した。

 「今やからこそ、爆笑さん凄いと思います。爆笑問題さんというコンビは、他のコンビと違うのは、すかさないという」と強調。「芸人用語ですかすというのは、誰か芸人がすべった時、芸人がぶわーってボケた時に、いやそれ面白くないなあ、とか少し引いたリアクションみたいなのをするんですよ。そういうのを一切しない。これ凄いんですよ」と説明した。

 「なぜなら、その位置にもういないのに、わざわざ僕らの、若手の目線まで降りて来て」とせいや。「そんで視聴者の皆さん、太田さん、めっちゃスベったりするでしょう。これね、一見、太田、あほやなあ、おもんないなとか思う人がいるんですけど、逆なんですよ。このキャリアでスベれるっていうのは凄いんです」と驚きの見解を示した。

 「違う、これはマジなんです。これはスベってくれてるってことなんですよ。若手のためにもスベれる、そして現場のために自分のプライドとか、ここまで来てんのに、それを感じさせない、まっすぐ、挑戦者の笑いをしてるんですよ、爆笑さんは」と続けると、「爆笑問題」太田光は「違うわ!」と反論した。

 それでもせいやは「これ、凄いんですよ。だから後輩はみんな爆笑さん好きやし、僕はあした爆笑さんとおんなじ現場っていう前の晩はめっちゃワクワクするんですよ。なぜなら、一緒に戦ってくれるから」と力を込めた。さらに「これは太田さんの凄さに注目しがちなんですけど、田中さんも凄い。このコンビである必要性なんですよ。太田さんがうわーってめちゃくちゃやりがちに見えてるんですけど、田中さんがうまく制する、そんでまた遊ばせる、田中さんが笑う、コンビで収まりがいいって言うのが人間は見てられるんですよ。ドラえもん、のび太、トムとジェリーみたいなね、人間が好む、爆笑問題っていうのは完成されたコンビ像なんです」と絶賛した。

 「皆さん、知らず知らずのうちに大好きなこの力が働いてると私は思ってます」とし、「そして漫才もいまだにずっとやってます。これ僕漫才師やから分かるんですけど、このキャリアで毎月ね、新ネタとか作ったりとか、2カ月に1回ライブやってる。凄いこと。本当にこのキャリアでいない」とも語った。

 「そしてラジオ、25年やってます。今2つやってます。これね、僕ラジオ、オールナイトニッポンやってるからこそ分かる、この20何年続ける凄さ、コンビ仲うんぬんでは語れない、爆笑問題の偉大さ、これは視聴者の方より芸人がもっと思ってると思います」と熱弁、「皆さん、これに注目して爆笑問題、語ってみてください。ハッシュタグ(#)太田をテレビに出せ。これ知らないの人生損してるでした」と締めくくった。

 太田はこのプレゼンに対し「うれしいんですけど、わざとスベってるわけではありません」「違います」と再び反論。それでもスタジオの出演者による判定では、太田と「ニューヨーク」嶋佐和也以外の4人が「刺さった」の札を挙げて4ポイントを獲得した。嶋佐は「刺さらなかった」理由を聞かれると、「ちょっと見落としてる。田中さん、めちゃくちゃな時あるもん。太田さん以上に暴れてめちゃくちゃにしてる時ある」と指摘した。一般視聴者は16人全員が「刺さった」として合計20ポイントを獲得した。

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