TBS安住紳一郎アナ「自分のニュアンスだけは伝えたい」 思いに反する原稿の読み方に他局アナ爆笑

[ 2023年5月3日 20:07 ]

TBSの安住紳一郎アナウンサー
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 TBS安住紳一郎アナウンサー(49)が、3日放送のNHK「アナテレビ」(後7・30)に出演し、自身の意図と相反する原稿への独自すぎる対処法を語った。

 テレビ放送開始70年の今年、テレビを通じ言葉を伝えるアナウンサーが紡いできた言葉について、各局を代表するアナウンサーたちが局の垣根を越えて語り合う番組。他にNHK高瀬耕造アナ(47)、日本テレビ水卜麻美アナ(36)、フジテレビ伊藤利尋アナ(50)、テレビ朝日の大下容子アナ(52)、テレビ東京の松丸友紀アナ(41)が出演した。

 自身が心掛けていることとして、まずは高瀬アナが「正直でいようと思ってます」と返答した。コロナ禍でのニュースで「一層の感染対策が求められています」という原稿にも、「もう相当やってるのに、この上に何をやれというのかが、自分の中で反発があって」と、忸怩(じくじ)たる思いを吐露。「“今後どうなっていくのか、私も多少不安です”というような言葉を(使う)」と例を挙げた。

 ポーカーフェースで淡々と話す高瀬アナに、安住アナは「高瀬さん、まったく顔に出さず、ものすごいファイターだなと。相当、社内に敵も作ってらっしゃると思いますよ」とジョークを挟み、笑わせた。

 意図とは違う原稿に対して、安住アナは態度で示すこともあるという。「自分はすごく不服そうな顔で言うとかね。“安住、いつものトーンではない。下あごを出しながらしゃべってる”。そういうことです」とぶっちゃけ、各局アナからは爆笑が。「あとは、ずるいですけど、“読んでるぞ”という感じで、急に、いつもは出さない紙を出して、紙が顔の半分くらい隠れるような感じで、“…ということです”って」と、手の内を明かした。

 「視聴者に何とか自分のニュアンスだけは伝えたい」という思いがゆえの、独自すぎる伝え方だが、「それはそれで問題はあります」と自己反省も口にしていた。

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