和田アキ子 視聴率30%超バラエティー降板のいきさつ「あまりにもギャーって声を出しすぎるから」

[ 2023年3月11日 15:18 ]

歌手の和田アキ子
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 歌手でタレントの和田アキ子(72)が11日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜前11・00)に生出演し、過去の大人気番組の降板にまつわる裏話を明かした。

 1973年から放送を開始したバラエティー番組「金曜10時!うわさのチャンネル!!」にレギュラー出演していた和田。一時は視聴率30%を超える超人気番組で、和田はガキ大将キャラの「ゴッド姉ちゃん」を演じ、ザ・デストロイヤー、せんだみつおらと並ぶ人気出演者だった。

 しかし、バラエティーでの大暴れの一方で、本業である歌手活動への影響が出始めたという。「あまりにもギャーってやって声を出しすぎるから、いつも土曜日に地方に行って歌を歌ってたのを、歌の声が出なくなっちゃって。“辞めたい”って言って、無理だったのに辞めさせてもらったんですよ」。自身の強い希望で、「うわさのチャンネル」を降板したという。

 大人気番組を降板した影響は大きかった。「それで2年間、出入り禁止になったんですよ、日テレ。山口百恵ちゃんも森昌子も、マネジャーも全部」。所属事務所ごと同局への出入りが禁止されたことを説明した。

 そんな時、声を掛けてくれたのがABCテレビのプロデューサーで、ドラマへの出演を打診されたという。「その時にお誘いを受けて、そのタイトルが『翔べ! 必殺うらごろし』だったんですよ。金曜日の10時からのオンエアだったから」。78年12月スタートの同番組は、金曜午後10時放送。意味深なタイトルは、「うわさのチャンネル」の裏番組だったことを示唆しているとされる。

 「翔べ! 必殺うらごろし」は、テレビ朝日系の必殺シリーズの時代劇。和田は怪力を誇る男装の女性「若」を演じた。必殺シリーズと言えば、闇に暗躍する殺し屋というイメージだが、和田は怪力任せに人をやっつける役だったという。「私だけ野原でもどこでもいいんですよ。相手をボカンと殴って、はいOK!って」と、笑って振り返っていた。

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2023年3月11日のニュース