“監督”竹中直人が“女優”中山美穂からのひと言で猛省「ずっし～ん！ときちゃって…」

俳優の竹中直人
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　俳優竹中直人（66）が11日放送のカンテレ「おかべろ」にゲスト出演。猛省した出来事を語った。

　マルチに活躍する竹中。映画「東京日和」（97年公開）では監督を務め、主演に中山美穂を起用して自身はその夫を演じた。番組では「監督なのに主演女優に怒られたってほんと？」と質問をぶつけられ、「俺にとっちゃ怒られた、って感覚でしたね」と苦笑いした。

　「静かにタバコを吸いながらぽろっと涙を流すっていうカットを撮りたかったものですから、座ってる美穂ちゃんに近づいて行って“ちょっと泣いてほしいんだよね”って言ったんです」と回想。すると、中山からは「そう言われると、泣けなくなる」と返されたという。「そうだよなあ…わあ…そうだよなあ…と。俺もそうだもん」と当時の思いがよみがえったように言葉を振り絞った。

　「なんていうんだろうな…役者の心を決めちゃったっていうね。放っときゃいいんですよ、役者なんて。ある状態になってれば、それで十分で。美穂ちゃんがそれを静かに教えてくれた感じでしたけどね。でもその時はずっし～ん！ときちゃって…」と振り返った。「監督として学んだ瞬間？」とMCの岡村隆史に問われ、「うん。役者に余計なこと言っちゃダメだなあ…って。それを思い出しちゃった」と、スタジオでも再び大反省の様子だった。