「星降る夜に」出演でも話題の結婚発表したばかりの芸人 舞台で演じるのは不倫 新妻の反応は…

[ 2023年3月11日 11:25 ]

舞台「いじけた神様」で不倫する役どころを演じる不倫する役どころを演じるドロンズ石本
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 お笑いタレント、ドロンズ石本(49)が15日に東京・恵比寿のシアターアルファ東京で開幕する舞台「いじけた神様」(主演・楊原京子)に出演する。

 2月23日にかねてから交際していた一般女性と結婚したことを発表したばかり。だが、今回の舞台で演じるのは、元甲子園スターのプロ野球選手で、本拠地のウグイス嬢(楊原)と不倫をする役どころ。

 「奥さんに話したら“面白いね”って大爆笑してました。このお話をいただいたのが去年で“結婚しよう”ってなったのが年末から今年1月。まさか結婚して2週間で不倫の役をやるなんて(笑い)。稽古場では“新婚がやっていい役なの?”とか“大丈夫なの?”って言われました」。

 居村有栖氏のオリジナル脚本で、秋山純氏が演出を担当。元石原プロの俳優、金児憲史がプロデューサーに初挑戦した注目作。総理大臣以外の閣僚が全員不倫しているという設定で、これをチャンスとして総理の座を狙ったのが野党党首の女性(秋本奈緒美)。政権交代間違いなしの勢いで選挙に臨んだものの、石本演じる夫の不倫がリークされ、足元をすくわれる。そんな中で不倫相手のウグイス嬢が逃げ出して、たどり着いたのが教会。その後で国会と球界と教会を巻き込んだ騒動になって行くというコメディーだ。

 「誓います」という言葉がテーマにもなっている作品。石本は自身の挙式についてはまだ決まっていないというが、「神父さんに誓いますか?」と聞かれたら「“努めます”と答えたい」とジョーク。「演じるのはとても素直なキャラクター。目の前の球を打つというのと一緒で、目の前にそういう人が来たからフルスイングしたという感じ。分かるなあって全然思う」と笑った。

 演技力にも定評があり、2019年のNHK連続テレビ小説「なつぞら」のほか、最近ではテレビ朝日「星降る夜に」に出演して話題となっている。今回の役どころについても「石本さん、カッコいいんですよ」と楊原が話すなど、野球のスター選手という役柄の魅力を見事に引き出している。

 そんな石本は「友達がやっているお芝居を見に行く感覚で来てほしいです。見終わった後、あの不倫、どう思う?って話題にできる作品。エンタメのチカラ、生の舞台のチカラを見て楽しんでもらえたら」とPR。見どころについては「新婚なのに不倫をよく堂々としているなあって見てほしい!」と語った。

 19日まで同所で上演する。

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