「どうする家康」くノ一・望月千代女モデル？謎の歩き巫女・千代＆武田信玄が一揆黒幕？ネット「やっぱり」

大河ドラマ「どうする家康」第9話。武田信玄と通じていた千代（古川琴音）（C）NHK
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　嵐の松本潤（39）が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」（日曜後8・00）は5日、第9話が放送された。

　＜※以下、ネタバレ有＞

　「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

　第9話は「守るべきもの」。松平家康（松本潤）は三河一向一揆を鎮圧。一向宗側の軍師だった本多正信（松山ケンイチ）を三河から追放した。

　門徒、吉良義昭（矢島健一）や松平昌久（角田晃弘）を煽り、夏目広次（甲本雅裕）らを調略したミステリアスな歩き巫女・千代（古川琴音）は本證寺から姿を消した。

　この回のラスト、山道を行く歩き巫女の集団。千代は武田信玄（阿部寛）と通じていた。

　信玄「存外早く一揆を収めたのお」

　千代「もう少し、引っかき回しとうございましたが」

　信玄「望月千代、そなた、松平家康なる将をどう見た」

　千代「才は織田信長に遠く及ばず。私がこれまで見た将軍の中でも、最も肝の小さいお方かと」「ただし、そのことを己自身が誰よりもよく分かっておられる。そういうお方と見受けました」

　信玄「ほう、それは面白いな」

　キャスト発表時、古川は「千代は伝承のみの人物で、ほとんどオリジナルキャラクターですので、自由に、そして力強く演じようと思います」とコメントしていたが、モデルは信濃の武将・望月盛時の妻・望月千代女とみられる。「歩き巫女」とも「くノ一」ともされる。

　信玄が三河一向一揆を仕掛けたのか。SNS上には「千代の正体はやっぱり、という話」「千代さん、なかなかの要注意人物だった」「やっぱり千代は武田の送り込んだスパイだったか」などの声が相次ぎ、話題に。今後の動向が注目される。