北区長選出馬予定の大沢樹生「芸能生活の経験最も生かせる」　地域振興案「ノースランド」プロジェクト発表

北区で会見した大沢樹生（撮影・安田健二）
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　4月23日投開票の東京都北区長選への立候補を表明している元光GENJIの大沢樹生（53）が5日、北区内で記者会見を行い、区内を流れる荒川河川敷を活用して音楽ライブやスポーツイベントなどを開催する地域振興案「ノースランド」プロジェクトを発表した。

　「新人」の思いを込めて初心者マークのバッジを左襟につけて臨んだ大沢は「芸能生活の経験が最も生かせる計画だ」と肝いり政策を強調。自身のアイドル時代のニックネームと東京ディズニーランド（千葉県浦安市）のマスコットにあやかって「ノースランドのミッキーとして全面的に広告塔になる」と地域振興に全力を尽くすことを誓った。

　実際にテーマパークなど新たな施設を建設することは想定しておらず、河川敷にステージトラックなどを準備して多目的イベントを開く構想。音楽ライブやプロレスなどのステージイベントや出店などを想定している。実際にプロジェクトを実行に移し、大沢自身も「望まれれば出演する」とライブやMCとしての出演に前向きな姿勢だ。

　大沢を支援する東京新党16は毎月土日に5000人が集まるイベントを開催した場合、来場者の消費額や開催運営費を含めて年間100億円の経済波及効果になると説明。ただ、試算通りに大規模なイベントを毎週できるかは準備期間や天候の関係から不透明な点など実現のためには課題もある。