侍・栗山英樹監督　ダルビッシュに調子が悪ければ「初回俺、変えるから」と通告　返ってきた答えとは

侍ジャパン・栗山監督

　第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に出場する侍ジャパンの栗山英樹監督（61）が4日放送のTBS「人生最高レストラン」（土曜後11・30）にゲスト出演。プロ野球チームと日本代表の監督の違いについて語った。

　栗山監督は12年から21年まで日本ハムの監督を務めていた。MCの「極楽とんぼ」加藤浩次から「日本代表の監督って全然違うもんですか」と問われると、「そうですね。今回僕も初めてなんですけど、全く違います」と明言した。

　「僕はどっちかっていうと温情とか、情があるっぽく見えたと思いますけど、もうばっさりいかないと勝たないと思います」と説明。「ダルビッシュ投手にも言いましたけど、ダルビッシュ投手先発、初回調子が悪い、ピッチャー交代できるかどうか。結構きついじゃないですか。ダル1回で交代」とメジャーで活躍するダルビッシュ有投手（パドレス）の例を挙げると、加藤も「ダルビッシュでいったら1回で交代って無理ですよね」。それでも栗山監督はダルビッシュに「（調子が悪ければ）初回俺、変えるからね」と話したと言い、ダルビッシュからは「好きに変えてください」と言われたとした。

　加藤は「そりゃ選手も腹くくってるわけだね」と感心。栗山監督は「とにかく短期決戦の戦い方って、遅れない。手を打つことが遅れない。先に手を打てるかどうかってことだと思うんですね」としながらも「って言いながら遅れたらすみません。“何やってんだー”みたいにツッコんでください」と苦笑した。