「どうする家康」眞栄田郷敦 大河&時代劇初出演「一分一秒を大事に」武田勝頼役 千葉真一さんと父子大河

[ 2023年1月6日 12:01 ]

NHK大河ドラマ「どうする家康」に武田勝頼役でレギュラー出演することが決まった眞栄田郷敦。大河初出演&時代劇初挑戦となる
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 俳優の眞栄田郷敦(22)が今月8日にスタートするNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)に武田信玄(阿部寛)の息子で若き後継者・武田勝頼役でレギュラー出演することが決定し6日、番組公式ツイッターで発表された。2019年の俳優デビュー以来、大河初出演にして時代劇初挑戦。眞栄田は「時代物の撮影自体が初めての経験なので不安要素はたくさんありますが、また新たな経験をたくさんさせていただけると思うと、凄く楽しみです。一日一日、一分一秒を大事にしていきたいです」と張り切っている。

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」などのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛け、嵐の松本潤が主演を務める大河ドラマ62作目。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初出演にして初主演となる。

 今回演じる武田勝頼は、最強大名の遺伝子を継ぐ若き猛将。幼い頃から父・信玄に厳しく育てられた強靭な体力と精神の持ち主。父の知略・軍略の才も受け継ぎ、武田家史上最大まで領地を広げる。三方ヶ原の戦いで壊滅的な打撃を負わせた徳川を、さらに追い詰める。

 役柄について、眞栄田は「自分と重なる点も多いような気がします。新しい武田勝頼を表現していければと思います」と抱負。「夢のような共演者の方々ばかりで、吸収できることはすべて吸収して自分の血肉にしていければと思います」と意気込んでいる。

 古沢作品については「出し始めたらキリがないほど、どの作品も凄く好きです。話の緻密さや面白さはもちろん、個性的かつ魅力的なキャラクター、名台詞や台詞の応酬などが凄く印象的です。今回の脚本でも素敵な台詞をたくさん頂いているので、どう表現していこうか自分でも楽しみです」と期待が膨らむ。

 眞栄田の父・千葉真一さんも07年「風林火山」で武田家重臣・板垣信方役を演じており、父子大河出演を果たすことに。千葉さんは91年のTBS新春大型時代劇スペシャル「武田信玄」でも信玄の父・武田信虎役。今回の眞栄田の役と縁がある。

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2023年1月6日のニュース