三浦瑠麗氏 上皇后美智子さまの米寿に「戦後、常に弱者に思いを寄せるというスタイルを築かれてきて」

[ 2022年10月20日 09:17 ]

三浦瑠麗氏
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 国際政治学者の三浦瑠麗氏(42)が20日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。同日に88歳の誕生日を迎えられた上皇后美智子さまについてコメントした。

 美智子さまは、上皇さまとそろって米寿となる。宮内庁によると、約30年ぶりに戻った東京・元赤坂の赤坂御用地の仙洞御所では、ご夫妻で朝夕の散策や朝食後の音読を続け、規則正しく過ごしている。宮内庁は、米寿を記念し、1959年の結婚から上皇さまとのこれまでの歩みを振り返るDVD「上皇后陛下 米寿をお迎えになって」を制作した。映像は約1時間。20日から政府インターネットテレビでも視聴できる。

 永島優美アナウンサーに「米寿の節目、おめでたいですね」と聞かれた三浦氏は「本当にそうですし、こうやって共白髪で仲良くっていうのは、皆さんの理想だと思うんです」と自身の思いを述べた。そして、「日本の皇室に、一人の妃というのが確立していったのは、段々となんですよ、明治、大正、昭和と。その時代、時代の家族の理想像というのを先取りされてきたんですね」と言い、「美智子さまに関して、戦後やはり国民にとって非常に傷の多かった戦争であるとか、その後の占領期の苦しみみたいなものを、常に弱者に思いを寄せるというスタイルを築かれてきて、それがゆえにわれわれが考える平成の天皇陛下や皇后陛下という像が、まさに天皇陛下だけではなくて、つくり上げられたんだなっていうふうに思いますね」と話した。

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2022年10月20日のニュース