竹中平蔵氏 “年金もらえるのか”と心配する若者にキッパリ「もらえます。政府には課税権がある」

[ 2022年10月20日 16:12 ]

竹中平蔵氏
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 今年8月に人材派遣大手・パソナグループ会長を退任した元総務相で経済学者の竹中平蔵氏(71)が19日放送のABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に生出演。年金を心配する若者への質問に回答する場面があった。

 番組では、政府が国民年金の保険料納付期間を現行制度における20~59歳という「40年間」から、20~64歳の「45年間」とする検討することを報じた。これにギャルタレント・あおちゃんぺ(26)は「そもそも私が65歳を超えるときに、年金をもらえるのかなって。そういうとこから、あんまり興味が持てなくて」と、率直な思いを語った。

 竹中氏は「若い世代から“年金をもらえるのか”“年金で暮らせるのか”っていう質問がありましたけども。“もらえるのか”ということに関しては、これはもらえます。要するに一般会計からの充填もあるわけですから。民間より絶対的に有利で、かつ政府というのは課税権を持っているわけですから」と回答。

 「また“年金で暮らせるのか”ということですが、これは暮らせません。そういう設計になってませんし、そうするならスウェーデンみたいにもっと高い保険料を払わないといけない。あくまで、若干の助けになるという制度ですから。大人でも“これでは暮らせない”っていう人が多いけども“あなたそんなに保険料払ってないでしょう”ということですよね。きちっと自分で働いていく分と、年金の分と合わせて生きていくのが大原則だと思いますよ」と、自身の見解を語っていた。

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2022年10月20日のニュース