辛坊治郎氏 台風水害“ニセ画像”拡散に「最後は誰が発信している情報なのか?に尽きる」

[ 2022年9月28日 17:46 ]

辛坊治郎氏
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 キャスターの辛坊治郎氏(66)が28日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に生出演。台風15号で被害が発生している静岡県のニセ画像がツイッターで拡散された問題についてコメントした。

 ニセ画像は26日未明、「ドローンで撮影された静岡県の水害。マジで悲惨すぎる…」とのコメントが添えられ投稿。拡散されるなかで、安否を気遣う声のほか「物理的にあり得ない水の動きだ」「家の配置や街並みが変」など虚偽を見抜くような意見も見られ、その後、投稿者はAI(人工知能)で画像を生成したことを認めた上で「申し訳ありませんでした」と釈明した。

 辛坊氏は、AI技術の目覚ましい発展とともに、巧みなニセ画像や動画が増加することについて、「ディープフェイクってやつですが、そこまでやられちゃうと中には騙されちゃう人もいるかなあと。一体我々は何を信じたら良いの?っていう」と疑問を呈した上で、「結論はハッキリしております。この番組を聞くか、私のメールマガジンを読むか、私のツイッター、その他のYouTube動画をご覧いただくと」とお得意のジョークを交えてアピールしつつも、「いや冗談じゃないのはですね、結局のところ最後は、誰が発信している情報なのか?っていう、そこに尽きるわけですよ」とキッパリ。

 「だから、私たちみたいに(放送)局の中で名前を名乗ってしゃべっている。これもし嘘やデタラメがあったりした場合は、個人でも会社としても責任を取らなきゃいけないという体制の中で出している情報」と出どころの重要性を語り、続けて「誰が出しているか分からない情報よりも信頼できるということを、言葉を変えて私のメールマガジンを!と言っているわけです。そういうことです」と締めくくった。

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2022年9月28日のニュース