東宝が帝国劇場などの再開発を発表 25年で一時休館

[ 2022年9月28日 05:30 ]

東京都千代田区の「帝国劇場」
Photo By 提供写真

 東宝は27日、商業劇場としては国内最古の歴史を誇る帝国劇場や、出光美術館が入った東京都千代田区の複数のビルを一体的に建て替え、再開発を行うと発表した。

 皇居外苑に近い、千代田区丸の内3丁目の「帝劇ビル」(東宝と出光美術館が所有)と、「国際ビル」(三菱地所などが所有)を共同で建て替える。帝劇は2025年で一時休館し、再開の時期は未定。再開発後のビルで、帝劇と同美術館を再開する予定となっており、新劇場などの概要は決まり次第、発表するとしている。

 帝劇は1911年、日本初の本格的な西洋式大劇場として誕生。64年に閉館し、66年にオープンした2代目の劇場は演劇・ミュージカルの聖地として親しまれてきた。

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2022年9月28日のニュース