菅前首相の弔辞は「東北弁で朴訥な…凄く伝わった」 YTV野村明大氏が解説「その前の岸田さんが…」

[ 2022年9月28日 12:47 ]

 読売テレビの野村明大解説委員(50)が28日、同局の「朝生ワイドす・またん!」(月~金曜前5・10)に生出演。27日に行われた安倍晋三元首相の国葬について語った。

 国葬では岸田文雄首相が葬儀委員長として、菅義偉前首相が友人代表として弔辞を読んだ。野村氏は菅前首相の弔辞について、「内容も素晴らしかったと思いますし、菅さんの話は、きのうに関してはよく伝わったなという思いがしました」と感想を口に。その理由の一因に、「東北弁で朴訥な、ああいう言葉で凄く伝わりますよね。東北弁でなくても、もちろん伝わったと思うんだけど、より伝わったというか…」と感想を漏らした。

 一方で岸田首相の弔辞にも言及。「その前の岸田さんが、比較するものではないんですけど、正直個人的にあまり伝わるものがなくて…。それは東北弁だからとか、標準語だからとかいうことではなくて、岸田さんがそういうのは決してうまくないということなんだと思うんですけど、岸田さんと比べると菅さんが素晴らしく伝わった」と述べ、改めて菅前首相の弔辞を絶賛した。

 ここで他の出演者から「菅さんは現職時代に伝え方が上手じゃないと言われたじゃないですか」と声が。すると野村氏は「総理大臣の時も、菅さんが心を込めてしゃべったことによって、伝わってた時もあったと思うんですよ。特に就任された時なんか、この人は凄く頼りがいあるなというか、朴訥としてるけどそういうところがあるなと思ったこともあった」と回想。その上で「ただ、バシッと論理的に説明しなきゃいけないところで口数が少なくて伝わらなかった部分がマイナス方向にいっちゃったりとかがありました」と付け加えた。

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2022年9月28日のニュース