山崎怜奈 菅前首相の弔辞に感嘆「ラブレターのようで恋文のようで…紡がれる言葉が小説のよう」

[ 2022年9月28日 14:11 ]

山崎怜奈
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 元乃木坂46の山崎怜奈(25)が28日、パーソナリティーを務めるTOKYOFM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」(月~木曜後1・00)に生出演。27日に行われた安倍晋三元首相の国葬について語った。

 国葬では岸田文雄首相が葬儀委員長として、官房長官として安倍氏を支えた菅義偉前首相が友人代表として追悼の辞を読んだ。菅前首相は「総理、安倍総理」と呼び掛けながら、“政界の女房役”として苦楽を共にした約7年8カ月を「幸せだった」と振り返り、当時、毎日1回は安倍氏と気兼ねのない話をしたとし「あなたは常に笑顔を絶やさなかった」と声を詰まらせた。

 政界では有名な「銀座の焼き鳥店」のエピソードも明かし、首相を一度退陣した負い目から、12年の総裁選出馬を迷っていた安倍氏と銀座の焼き鳥店に行き、懸命に口説いた結果、3時間後には首を縦に振ってくれたと強調。「菅義偉生涯最大の達成として、いつまでも誇らしく思うだろう」と胸を張った。

 山崎は、紙面に全文掲載された追悼の辞を読み、「言い方が合っているか分からないんですけど」と前置きした上で、「ラブレターのようで恋文のようで、菅さんの口から紡がれる言葉があまりにも小説のように美しくて。その美しさ、彩りが深みがその文にあるということは、それだけお2人が過ごしてきた時間であったり、話してきた事の深さであったりとかが濃厚だったってことなんですよね?きっと」と推察。「お2人にしか分からない事ももちろんあるだろうし、その時が無常に進んでいく事だったり。安倍さんを説得できた事が生涯最大の仕事だったというふうに菅さんがおっしゃる事だったり、う~ん、なんだか考えてしまうものがありましたね」と語った。

 これからの政治について、「国内のことにスケールを集中させていくと、今の国民が政治に対して信用しているのか、いないのか?どういうところを修正、改善するベきなのか?それができるのかできないのか?そういう事もまた切り替えて見ていかなきゃいけませんよね」と述べつつ、改めて、「ただあの(菅前首相の)弔辞は素晴らしいものだったなと私、個人としての意見ですが思いました」と明言した。

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