桐島かれん 母・桐島洋子さんの独特な子育て「運動会なんか来たことない」「旅行によく連れて行ってくれ」

[ 2022年9月28日 14:56 ]

モデル・女優の桐島かれん
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 モデルで女優の桐島かれん(58)と、写真家の桐島ローランド氏(54)のきょうだいが28日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。母で作家の桐島洋子さん(85)の子育てを振り返った。

 洋子さんは未婚の母としてかれん、ローランド氏、エッセイストの桐島ノエルさんの3人の子を育て上げた。司会の黒柳徹子が「2人のお母さんの桐島洋子さんという方は、日本女性の自由な生き方の先駆者で」「お母さまの執筆活動のネタっていうものは子供たちとの暮らしぶりを主に書いてらっしゃいましたね」と紹介。かれんは「そうです。ノンフィクション作家なので、自分の冒険の話、また子育ての話で、『マザー・グースと三匹の子豚たち』といった本では結構私たちが登場するので、その子ブタたちも50代の大ブタになっちゃった」と笑ってみせた。

 「この時代に未婚の母として3人の子供を育てあげたので、大変だったと思います」と回顧。黒柳が「お父さまがいなくても、別にネガティブにもならずに、みんな明るく育った?」と尋ねると、ローランド氏は「かろうじて。運が良かったと思います。母の友達もみんな優しくて、母がいない時はピンチヒッターみたいな形で。あと、おじいちゃんとおばあちゃんも家の向かいに住んでたんで」と語った。

 また、「やはり母があんまり家にいなかったケースが多かったんで、姉が本当に母代わりだったり。父親代わりだったり。正直な話、番長でしたね、うちの。超怖かったですね」と回顧。かれんは「ケンカする時は私が強かったですね」と苦笑した。

 「ただ母が、いわゆる常識的な母じゃなくて、例えば学校の入学式、卒業式、もしくは運動会、授業参観とか一切出ないんですよ」とし、「運動会なんか来たことがないので、私が妹と弟のお弁当を作って」2人と食べていたとした。「でも変わった母ではありましたけど、独特な子育てをして。厳しいところは厳しかったですし、寂しくは感じなかったです。旅行にもよく連れて行ってくれましたし」と振り返った。

 現在、かれんは4人の子供がおり、ローランド氏には2人の子供がいるが、黒柳が「でもご自分たちも親になると、母親の偉大さを感じたりして」と振られると、ローランド氏は「特にあの時代はね、今とは全く違うと思うんで、どうやったんだろう、と思いますよね」。かれんは「結構バッシングされたりしてたんですね、母の本を読んでくださったら分かると思いますが、恋人ができたり、そういうことも凄くオープンにしていたので」としみじみと語った。

 黒柳が「でも子供たちがよく育ってるということは素敵だなと思いました」と語ると、かれんは「母は聡明でインテレクチュアルな女性ですし、何でもよく知っていて、私たちから見たら歩く百科事典のような人で、例えば社会のこととか、母だったら何て思うだろう、っていう。母は家に帰ってもニュースしか見ないような堅物ではありましたけど、おかげで私たちも世界情勢とかニュースとか凄い好きになって、家族で4人集まるとそんな話ばっかりしてます」と明かした。

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2022年9月28日のニュース