和田アキ子 国葬反対意見「仕方がない」も「それでもちゃんと送り出してあげるのが、人としての思いやり」

[ 2022年9月25日 13:23 ]

和田アキ子
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 歌手でタレントの和田アキ子(72)が25日、TBS系「アッコにおまかせ!」(日曜前11・45)に生出演。27日に執り行われる安倍晋三元首相(享年67)の国葬について私見を述べた。

 番組では国葬について、共同通信の世論調査では賛成が38・5パーセント、反対が60・8パーセントと反対が6割を超えていると伝えた。和田は「反対がどんどん増えてきていますね。まあでもなんていうかなあ、お亡くなりになった方の葬儀をどうのこうの言うっていう、それはなんかちょっとね、お亡くなりになった方とかご家族に対して失礼だと思うんですけど。なんと言っても国葬ですからね、全然違うけど、イギリスのエリザベス女王の映像とか見ちゃったから、そんな感情も全く違うんだけど、歴史も」と慎重に語った。

 国葬の費用は総額約16億6000万円とされている。当初は会場設営費の約2億1000万、武道館・バスなどの借り上げ料の約3000万円のみが発表されていたため、「最初は2億ちょっととかっておっしゃってたから、値段の問題じゃないけど、もうねえ。お金の問題じゃないって言いながら、税金っていうところにやっぱり引っかかるよね」と語った。

 「こういうことはコメントしづらいっていうのはうちら、あるよね」と話しながらも、「全く反対じゃなくて、反対の意見が出るのは仕方がないことかなっていう」。続けて「それでもちゃんと送り出してあげるのが、人としての思いやりかなっていうのも…。亡くなった人をなんていうか、うちらの判断で言えるっていうのは、まあ『おまかせ』でもこういうの取り上げるってめったにないんですけど、やっぱり国のことですからね。できれば本当に何もなく穏やかにあさって過ごされたら。警備の方も全国から集まってるわけですから。だからもうやると決まったら一丸となって、何事もなく穏やかに過ぎてほしいな、というのが願いですね」との意見を述べた。

 

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2022年9月25日のニュース