今村翔吾氏　全国271カ所訪問「まつり旅」がゴール「日本で一番幸せな作家」

118泊119日の「まつり旅」のゴールを迎えた直木賞作家の今村翔吾氏
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　直木賞作家の今村翔吾氏（38）が24日、山形県新庄市で、47都道府県の書店や学校などをワゴン車で回る「まつり旅」のゴールを迎えた。同市はデビュー作「火喰鳥　羽州ぼろ鳶組」の舞台で、会場にはファンら約450人が集まった。今村氏は拍手と歓声に迎えられながらゴールテープを切り「しゃべることを考えていたんですが、全部ぶっ飛んでしまいました」とあいさつ。「思った以上の温かさで迎えてもらえた。日本で一番幸せな作家です」と笑顔で約4カ月の長旅を振り返った。

　5月30日に滋賀県守山市を出発し、118泊119日の日程で全国271カ所を訪問。講演会やサイン会などでファンと交流した。総走行距離は1万2000キロとなった。