熊谷真実　還暦での浜松移住で心境に変化　妹・松田美由紀は「留学したいなって」

女優の熊谷真実
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　女優の熊谷真実（62）が25日、フジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00）に出演。静岡・浜松での移住生活で変化が生じた心境について明かした。

　この日は妹で女優・歌手の松田美由紀（60）、美由紀の長女・姪で歌手の松田ゆう姫（34）と鼎談（ていだん）。親子、姉妹でのテレビ初共演を果たした。

　熊谷は12年に書道家の中澤希水氏と結婚。2020年、中澤氏の実家の同市に移住するも、昨年3月に離婚。のちに、1年更新の“契約結婚”だったことを明かした。

　移住してからの気持ちの変化を聞かれた熊谷は「変わったね」とキッパリ。「役者ってさ、いつも台本を持って誰かのことを考えているわけじゃん。誰かの役になって、ずっと。浜松に行ったら、ほんと熊谷真実になって、“熊谷真実ってめっちゃ面白い！”と思って、初めて自分で気が付いて」と笑った。

　女優業のほかにも、YouTubeなど、さまざまな活動をするようになった。「YouTubeやったり、インスタライブやったり、畑もやったり、スムージーイベントやったり…浜松に行って、普通の友だちができるようになって、そうすると、月曜日から金曜日まで仕事している人がすごく多い。だから、土日、何しようってことってすごく大事。自分の時間って土日しかない。そうすると、還暦過ぎて、仕事を辞めたら何しようって、すごくみんなあるんだなって。やっと自分の人生、生きられるんだなって」としみじみ。「私もそうで、ずっと仕事してきて、それだけの熊谷真実じゃないぞって思ったのが還暦だった。月～金曜で働いている人ではないけど、同じ気持ち」と還暦になったことも転機になったこと明かした。

　これを聞いていた美由紀は「お母さんは留学したいなって、最近はね、夢を持ってる」と思いを吐露。熊谷は「留学、出産…私は両方とも（やりたいことが）できてないわけ」と悔やみつつも「結婚はもういいや、いっぱいしたから」と笑い飛ばした。