ユウキロック TKO木本の投資トラブル 芸人が手を出しやすいワケ 「例えば5分出て10万とか…」

[ 2022年7月23日 17:55 ]

ユウキロック(2010年撮影)
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 かつてお笑いコンビ「ハリガネロック」として活動していたタレントのユウキロック(50)が23日、音声プラットフォーム「Voicy(ボイシー)」を更新。お笑いコンビ「TKO」の木本武宏(51)の“巨額投資トラブル”について言及した。

 木本が1年先輩で「このニュース聞いた時、びっくりしたんですよね」。今年3月には仕事も依頼したことがあっただけに「本当に驚いた」と語った。

 「芸人界隈では、仮想通貨流行った時もやってる芸人めちゃくちゃ多かった。こういうのに手を出しやすいんですよね。芸人さんは」と指摘。

 「なんでかというと、浮き沈みが激しいのもあるし、将来の不安っていうのある。バーンって売れたときに、すごいお金が入るわけです。例えば5分ポロッと出て、10万もらうとか。5分で10万かって表面上は思うわけなんですよ。でも、違うんですよ。その5分に出ることになるまでの期間っていう辛いところも含めて10万になったっていうこと。それが表面的にわからない」と金銭感覚が狂うきっかけになるといい、「なんか金がバンバン入ってきて。よくいるじゃないですか、バーンとハネてから、月収これぐらいでしたとかって(テレビに)出て。今、バンバン買って(金が)なくなりましたっていうのいるじゃないすか。そういう人が、それまでの期間というものも含めての10万(の価値)ということがわからないので、そういったことにたぶんなってしまう」と分析した。

 さらに浮き沈みが激しい業界だけに「貯めとかなあかん。でも貯めるだけじゃ、今の銀行の利息なんかでは全然どうにもならない。増やさなあかんということで、こういった話があったとき、ちょっと噛んでしまうというというふうなことがあるのかな」と、投資話に乗ってしまうケースが出るのではと述べた。

 かつて自身の周りにもクサい投資話はあったという。「僕は、ある企業の仕事をずっとやってた時に、そこのスポンサーがいて。そのスポンサーがまだ上場してないから、上場前の株が持てるんじゃないかと。それやったらって、ちょうどその時株とかやってたんで、持ちたいですとか言って。でも、これは話が立ち消えになったんですよ。それはそれで良かった」と回想。「その後、その会社がどうなったかというと、会社自体が倒産。倒産した理由が、海外進出のための出資を募り、結局返金も配当もせずということで事件になった。乗らなかったからよかったんですけど、そういう話があんねんなって」と危ない思いをしたと明かした。

 さらに大阪時代の後輩芸人の話として「大阪時代の後輩の女性芸人もやっぱりそういうのあったというか。親しい、よくしてくれるおっちゃんみたいなのがいて、その人は毎回ご飯をおごってくれると。話を聞いてくれて、悩みとか聞いてくれて。それが3回、4回繰り返されるんすよ。毎回おごってくれると。最終的にその女性芸人は、こんなに毎回おごってくれる優しい人だから大丈夫だと思うじゃないですか。それでお金を預けたらそのまま飛んだっていうことがあるので」とし、「今はネットとかでもなんぼでも調べられる。ちゃんと調べて、やる人はやってほしい」と注意を呼びかけていた。

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2022年7月23日のニュース