KinKi　Kids　吉田拓郎とのハワイロケでビーチ相撲の思い出「急に打ち解けたと思う」

KinKi　Kids
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　「KinKi　Kids」が、23日放送のフジテレビ系「MUSIC　FAIR」（土曜後6・00）にゲスト出演し、01年まで5年間、出演した音楽バラエティー番組「LOVE　LOVE　あいしてる」の思い出を振り返った。

　今年がデビュー25周年。同番組がスタートした当時はまだCDデビュー前だったが、既にレギュラー番組が7、8本という超売れっ子状態だった。堂本光一（43）が「『LOVE　LOVE　あいしてる』も同時期くらいに一斉にスタートした番組だったんですけど、一番心配な番組だった。やっぱり吉田拓郎さんという…本当に申し訳ないんですけど、当時イマイチ分かってなかった」と話すと、堂本剛（43）も「どなた？と思ってましたね」と素直に打ち明けた。

　番組では毎回のように、吉田やゲストとのセッションがあった。光一は「音楽番組で生バンドで音楽をやっていくとなると、緊張感漂う、“そんな番組が始まるのか、わあ、大丈夫かな？”と一番、心配していた番組が、一番長寿になったというか、伝説の番組になった」と、驚きをもって語った。

　既に大御所ミュージシャンだった吉田と仲良くなれた瞬間を聞かれると、光一は番組のハワイロケを挙げた。「それも拓郎さんの一声だったんです。“スタジオなんて嫌だ。ハワイ行こう！”って、ハワイに行っちゃった。世代を超えた状態でハワイでキャッキャしてた」と振り返った。

　ビーチで星空を眺めていた剛を、吉田らが見つけてくれたという。剛は「“こんなとこで何してんねん？”みたいな感じで、みんなが来てくれたんですよ。海岸で真っ暗な中、相撲を取ったりして、すごい疲れたなって思い出は結構あるんですけど」と回想。光一も「青春ですよね」と懐かしんだ。

　剛たちが相撲に興じる姿を、吉田はただ見て笑っていたという。剛は「僕らが当時、忙しかったので、そういう（遊ぶ）時間も全然なかったから、そういう時間を過ごしている少年を拓郎さんも感じ取りつつ、急に打ち解けたんだと思うんです」と、自身の肌感を口にした。一方で、「でも、ここに今、拓郎さんがいたら、“そう？僕は何も考えてなかったけどな”と言いそう」と吉田の反応を予想し、笑っていた。