巨額投資トラブルの「TKO」木本武宏、松竹芸能が契約終了 事実確認中も「本人より退所の希望があった」

[ 2022年7月23日 15:00 ]

「TKO」の木本武宏

 松竹芸能は23日、巨額投資トラブルが明らかになったお笑いコンビ「TKO」木本武宏(51)との契約を終了したと発表した。本人も自身のツイッターで騒動を謝罪し、退所を報告したうえで「必ず近日中に経緯をきちんと説明させて頂く所存です」とした。

 同社は「この度の一連の報道におきましては、ファンの皆様、関係者の皆様にご心配ご迷惑をお掛け致しましたことをお詫び申し上げます」と一連の騒動を謝罪した。

 同社は、木本の一連のトラブルについて7月初旬に「個人的な投資活動に関しトラブルが発生」しているのではという情報が寄せられ、本人聴取するなど、全容の把握を進めていたという。「全容の把握には未だ至っておりません」としたうえで「現在まで弊社には、実際に被害を受けられたという方からの直接の連絡はないものの、今後トラブルの内容によっては、出演番組や関係取引先様等にご迷惑をお掛けする可能性があると判断し、先んじて出演者変更等を申し入れておりました」と説明した。

 さらに「現在も事実確認中の状況ではございますが、一連の報道が過熱する事を受け、本人より退所の希望がございました為、本日をもって本人との契約を終了する事になりました」と報告。「これまでTKO木本をご支援頂きましたファンの皆様、ならびに関係各位には心より感謝申し上げます。また、突然の発表となり、ご迷惑をお掛け致しますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 発表を受け、木本も自身ツイッターを更新。文書を発表し、騒動を謝罪したうえで、事務所退所を報告。「必ず近日中に経緯をきちんと説明させて頂く所存です」とし、「ご迷惑をおかけした番組・スタッフ・スポンサー・友人の皆様、またこんな私の事を応援してくださったファンの皆様に心からお詫び申し上げます」と謝罪を重ねた。

 木本については、5億円以上にも及ぶ投資トラブルが背景にあることが判明。テレビ、ラジオ各局が出演番組の打ち切りや降板を次々に発表するなど影響が広がっていた。木本が周囲に投資話を持ちかける際「仮想通貨などへの投資」と説明していたことも判明した。

 松竹芸能の発表の全文は以下の通り。

この度の一連の報道におきましては、ファンの皆様、関係者の皆様にご心配ご迷惑をお掛け致しましたことをお詫び申し上げます。
TKO木本武宏(以下、本人)の一連の報道につきまして以下ご報告申し上げます。

7月初旬に個人的な投資活動に関しトラブルが発生しているのではないかという情報が弊社に届いた為、本人への事情聴取を重ねてまいりました。結果、一部の情報は得られたものの、全容の把握には至りませんでした。
また、事情聴取と並行し、弊社も独自で情報収集を行ってきましたが、具体的にどういったトラブルが起きているのか、本人がご迷惑をお掛けしている側なのか、被害を受けている側なのか等の全容の把握には未だ至っておりません。
現在まで弊社には、実際に被害を受けられたという方からの直接の連絡はないものの、今後トラブルの内容によっては、出演番組や関係取引先様等にご迷惑をお掛けする可能性があると判断し、先んじて出演者変更等を申し入れておりました。
現在も事実確認中の状況ではございますが、一連の報道が過熱する事を受け、本人より退所の希望がございました為、本日をもって本人との契約を終了する事になりました。

これまでTKO木本をご支援頂きましたファンの皆様、ならびに関係各位には心より感謝申し上げます。
また、突然の発表となり、ご迷惑をお掛け致しますことを深くお詫び申し上げます。

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2022年7月23日のニュース