吉高由里子 来年1月期に“大河前哨戦” テレ朝連ドラ初主演、24年大河脚本・大石静氏が描く純愛

[ 2022年7月23日 05:00 ]

テレビ朝日1月期ドラマ「星降る夜に」で同局連続ドラマ初主演を務める吉高由里子と、相手役の北村匠海
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 女優の吉高由里子(34)がテレビ朝日の来年1月期ドラマ「星降る夜に」(火曜後9・00)で同局連続ドラマ初主演を務める。吉高は2024年放送のNHK大河ドラマ「光る君へ」でも主演の座を射止めたばかり。脚本は「光る…」と同じで、恋愛ドラマの名手・大石静氏が手掛ける。“大河の前哨戦”ともいえる作品になりそうで、注目が集まる。大石氏は「平安時代に行くとしばらくは戻って来られませんので、吉高さんの才能と素敵さを現代劇で思いっきり味わっていただきたい」と力を込めた。

 「星降る…」はのどかな海街が舞台のピュアなラブストーリーで相手役は俳優の北村匠海(24)が務める。感情を忘れて孤独に生きる産婦人科の女性医師と、聴覚に障がいがある10歳年下の遺品整理士との恋が描かれる。北村は手話で会話をしながら、世界中に友人を持つ自由奔放な青年という役どころ。温かい人柄で固く閉ざした医師の心を溶かしていく過程が見どころだ。

 「光る…」は、平安中期に世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生み出した紫式部の生涯を追った作品。その時代の名政治家・藤原道長を深く愛し続けながら、陰に陽に影響を受け合うドロドロとした部分が描かれる予定。一方「星降る…」は純愛。吉高と大石氏によるタッグで、正反対の空気感を持つ作品となりそうだ。

 放送される火曜午後9時のドラマ枠は、同局プライム帯では16年半ぶりの新設。10月からスタートの第1作は人気シリーズ「科捜研の女 2022」で、その次がオリジナルストーリー「星降る…」になる。大石氏は「テレビ朝日の新枠ということで、2023年幕開けにふさわしい記念すべきドラマとなるよう頑張ります」と意気込んでいる。

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2022年7月23日のニュース