伊原六花「今はバブリーダンスを誇りに思います」 咲くやこの花賞贈呈式で晴れやかスピーチ

[ 2022年3月28日 21:08 ]

令和3年度「咲くやこの花賞」の贈呈式に出席した(左から)現代美術家・谷原菜摘子氏、女優・伊原六花、浪曲・真山隼人氏
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 令和3年度「咲くやこの花賞」の贈呈式がが27日、大阪市中央公会堂であり、演劇・舞踊部門で受賞した女優の伊原六花(22)らが出席。伊原は「今は『バブリーダンス』を誇りに思っています」と語った。

 荻野目洋子の「ダンシングヒーロー」にお笑い芸人・平野ノラのネタを絡めた「バブリーダンス」。大阪・登美丘高校ダンス部主将だった伊原は、その中央での踊りで脚光を浴び、高校卒業後は女優として活動し始めた。当初は「バブリーダンスの伊原」と言われるのが苦痛で「いつになったらバブリーダンスの子と呼ばれなくなるんだろうと思っていた」そうだ。

 だが、舞台、映画、歌など4年間の芸能生活で「私を知ってくださった方には、バブリーダンスを見たという方がたくさんいらっしゃって。恥ずかしいことでなく、今はホントに誇りに思ってます。それでお芝居やってるんだ、歌も歌ってるんだと作品を知ってもらえるのは1つの私の武器。今はもう、ありがとうございます、という感じ」と「バブリーダンス」に感謝の気持ちを表した。

 今も、プライベートやYouTubeの中では「ゴリゴリの関西弁で話します」と明かした。大阪での思い出の地は地元・大阪狭山市にある「狭山池」と即答。「学生時代にお世話になった場所。自分の中で秘密基地みたいな、人が来おへんところがあって、1人でダンスの練習したり、イヤなことがあったら、友達と泣きながら自転車で走ってました。きょうも、行ってきました」と懐かしのエピソードも披露。「活動させていただいてる中、大阪で応援してくれてる方からのメッセージが一番のエネルギーになってます。素晴らしい賞をいただいたきょうのこの日を忘れずに進んで行きたいです」と締めくくった。

 他には、音楽部門で「なにわ男子」、美術部門で現代美術の谷原菜摘子氏(32)、大衆演芸部門で浪曲の真山隼人氏(27)、文芸その他部門で小説家の呉勝浩氏(40)が受賞。「なにわ男子」は贈呈式を欠席した。

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2022年3月28日のニュース