ウィル・スミスのアカデミー賞“強烈ビンタ”に賛否「男としては格好いい」「ドン引き」「間違ってない」

[ 2022年3月28日 15:50 ]

米アカデミー賞の授賞式でクリス・ロックを殴るウィル・スミス(連続写真) (ロイター)

 米俳優ウィル・スミス(53)が27日(日本時間28日)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催された第94回アカデミー賞授賞式に出席。その際に、プレゼンターを務めたコメディアンのクリス・ロック(57)の侮辱的発言に怒り、壇上へ殴り込みを掛けるハプニングが起こったことについて、ネット上では賛否の声が寄せられた。

 「長編ドキュメンタリー賞」の発表を任されたロックは、主演男優賞にノミネートされ、客席にいるスミスと妻のジェイダ・ピンケット・スミスさんを侮辱するようなスピーチを披露した。すると、スミスは席を立ってつかつかとステージへ上がり、ロックの顔面に強烈な平手打ち。マイクも「ボスン!」と鈍い音を拾った。

 ロックは懲りずに「ウィル・スミスにやられました」と“被害”を主張。さらに映画のパロディーだったと説明したが、妻への侮辱を許せなかったスミスは、マイクを通さず放送禁止用語で応戦した。まさかのハプニングに、会場は静寂に包まれていた。

 ロックはスピーチ内で、ジェイダさんの髪形を侮辱した。米メディアによると、ジェイダさんは脱毛症に悩まされ、昨夏ごろから短髪にしているという。

 ツイッター上では「ウィル・スミス」がトレンド入り。「私がウィル・スミスだったら間違いなく同じようにぶっ叩いてるわ」「やったことは正しいとは言えないかもしれないけれど、かっけーな。惚れ直したわ」「暴力は悪いけど、さすがに難病とか障害をネタにされたらそりゃ怒るよ」「と思う」「ブチ切れたのは当然というか平手打ちで済ませる理性をよく保てたな」「正しいと思う」「男としては、格好いい!当然の行為だ」「ウィル・スミスは悪くないやろ…」「もっと好きになった」と擁護する声が多数寄せられた。

 その一方で「司会者を殴ったのドン引きだわ」「言論で抗議すれば良かったのに」「影響力を考えなくてもありえないことだと思う」「どっちにも非がある」「暴力に出るのは悪い」「侮辱されたからといって殴っていいことにはならん」「司会者をおろすべきだった」などの声もあがっていた。

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