加藤浩次ガッカリ「考えられないよ、昔だったら」 サッカーW杯決定の瞬間地上波テレビ放送なしを残念がる

[ 2022年3月28日 12:40 ]

極楽とんぼの加藤浩次
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 お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(52)が26日深夜放送のMBSラジオ「アッパレやってまーす!」(月~木曜後10・00、土曜深夜0・00)に出演。サッカー日本代表の試合が、地上波で放送しなかったことを残念がった。

 番組冒頭で加藤は「きょう土曜日だけど、収録は木曜日じゃん。みんな知ってます?」と共演者に問いかけたが、たいていは無反応。「サッカー小僧」を自任する加藤は「今まさに」と振ると、ようやく相方の山本圭壱が「W杯だろ。サッカー小僧の話だろ」と答えたが、共演者の頭にはなかったようで、「みんなスルーしていくつもりだったのかい?」と加藤は寂しそうだった。

 この日の番組は、日本がW杯出場を決めた直後にラジオ収録があったようで「スピードワゴン」小沢一敬は「世間沸いてます?」と尋ねると、加藤は「それがね…」と声のトーンが落ち「もう本当に小沢の言う通りなのよ」と話し、「正直、地上波やってないわけ」と説明した。

 24日に行われた2022年カタールW杯アジア最終予選の敵地オーストラリア戦は、勝てば7大会連続のW杯出場が決まる大一番だったが、テレビの地上波放送はなし。これに加藤は「DAZN(ダゾーン)でみんな見ているの。DAZNしか見られないから。考えられないよ、昔だったら。W杯が決まるか決まらないかの試合で、地上波やらないでサブスクでしか試合が見られない時代が来てしまっている」と、寂しさを口にした。

 個人で視聴したい番組を選択する趣向に異論はないというが、加藤は「地上波でやっていないという状況が恐ろしいなと思う。地上波でやっているの大きいでしょ。サッカーファンとかまでいかなかったら」と、ファンの裾野が広がらないことを危惧。「お金の問題なんですよ。権利が高騰しているから」と放映権の問題などを挙げて“撤退”したテレビ局もあったことを残念がった。

 「テレ朝とか、中継やるときとか朝の情報番組でも“絶対に負けられない戦い”とか聞いたでしょ。今はないもん」と加藤。「じゃあ、負けてもいい戦いになったんですか?」と小沢が冗談半分に聞き返すと、「負けちゃダメだんだよ!負けちゃ!」とサッカー小僧の加藤は絶叫していた。

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2022年3月28日のニュース