サンド富澤 M-1審査員に苦悩…重圧&批判で「11月くらいから嫌ですもん」

[ 2022年3月28日 14:16 ]

「サンドウィッチマン」の伊達みきお(左)、富澤たけし
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 お笑いコンビ「サンドウィッチマン」富澤たけし(47)が、27日放送のBSフジ「BSフジ開局20周年記念 爆笑サンデースペシャル2022」(後10・00)に出演し、M-1グランプリ審査員についてお笑い芸人たちと激論を繰り広げた。

 「中川家」「サンドウィッチマン」「ブラックマヨネーズ」ら人気お笑いコンビらが出演し、テーマトークのコーナーではこの1年を振り返った。18年から4年連続でM-1の審査員を務めてきた富澤は「年々、レベルが上がってきて、スベるやつとかいないし。うちの後輩のランジャタイとか(決勝大会に)出てきたので、どう審査していいか分からない」と本音をこぼした。

 さらにもう一つの悩みも告白した。「一生懸命やるんですよ、審査を。終わったら(ネットで)たたかれたりするんですよ。『あれはどうなんだ?』とか『センスはどうなんだ?』とか。もうやめたいなって」。たまたまネットを見た際に「富澤、90点、91点が多すぎる」といった批判が書かれていたといい、「しんどいな」と打ち明けた。決勝大会は毎年12月に開催されるが、「11月くらいから嫌ですもん」とも話した。

 近年はどの審査員も80~90点台後半の点数を付けるケースが大半だが、かつては50点などの低い点数を付けられることもあった。ブラマヨ小杉竜一は「来年はそういう辛口なのにしてほしい。ヒリつきたいんですよ。見てる方は。『この人、やりよったな』みたいな」と、採点の厳格化を期待した。

 「中川家」が優勝した01年の第1回で、「チュートリアル」は松本人志に50点を付けられた。徳井義実は「第1回目、松本さんに50点、付けて…もらって(笑い)。恥ずかしくてホンマに大阪に帰れなかった」と、苦い思い出を振り返った。

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2022年3月28日のニュース