出演者が差別表現の日本テレビ「午前0時の森」 生放送でのレギュラー放送スタートを見送り、事前収録に

[ 2022年3月28日 14:41 ]

東京・汐留の日本テレビ社屋
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 日本テレビの定例会見が28日、東京・汐留の同局で行われた。21日深夜に放送されたバラエティー「午前0時の森」で、出演者が差別的発言をしたとして同局は公式サイトで謝罪。これに関して杉山美邦社長は「全体を通じて、配慮に欠ける発言が繰り返されて、視聴者に不快感を与えてしまった。その中で差別表現があり、放送中に謝罪することができなかった。大変申し訳なく思っている」と改めて謝罪した。

 同番組は4月11日から毎週月、火曜にレギュラー番組として生放送する予定で、このお試し版として放送されたものだった。だが、今回の事態を受け、生放送の方針を変更。しばらくは事前収録にすると明らかにした。

 福田博之取締役は「起きてしまったことをしっかり総括し、二度と起きない形を取るために、(4月11日の)スタートは生放送を見送って収録にする。いわゆる撮って出しのような形。企画については前の週に詰め切って、生放送のつもりで直前に収録して放送する」と明かした。

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2022年3月28日のニュース